特許
J-GLOBAL ID:200903049723778292

直流電動機駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-186166
公開番号(公開出願番号):特開平10-032995
出願日: 1996年07月16日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】電機子電流の極性を切り換えるリレーの接点でアークが発生するのを防止することができる直流電動機駆動装置を提供する。【解決手段】直流電源1と電動機Mの電機子電流の極性を切り換える切換スイッチ回路4との間にトランジスタTR1 を接続する。正転指令スイッチ3Aまたは逆転指令スイッチ3Bが閉じたときに、切換スイッチ回路4のリレーの可動接点c1 またはc2 が固定接点a1 またはa2 に接触して安定するまでトランジスタTR1 がオン状態になるのを遅らせ、正転指令スイッチ3A及び逆転指令スイッチ3Bが開いたときに、リレーの可動接点c1 またはc2 が固定接点a1 またはa2 から離れる前に、トランジスタTR1 をオフ状態にするように、トランジスタTR1 を制御するスイッチ制御回路7を設ける。
請求項(抜粋):
直流電動機を正回転及び逆回転させることを指令する正転指令信号及び逆転指令信号と、該直流電動機を停止させることを指令する停止指令信号とを発生する運転指令回路と、前記正転指令信号が発生したとき及び逆転指令信号が発生したときに励磁され、停止指令信号が発生したときに消勢されるリレーの接点からなっていて、前記正転指令信号及び逆転指令信号に応じて前記直流電動機に供給する電機子電流の極性の切換えを行う切換スイッチ回路と、前記切換スイッチ回路を通して流れる電機子電流をオンオフ制御するために前記切換スイッチ回路に対して直列に接続された半導体スイッチ素子を有する電機子電流制御用スイッチ回路とを備えた直流電動機駆動装置において、前記正転指令信号の発生時刻から第1の遅れ時間が経過したとき、及び逆転指令信号の発生時刻から第1の遅れ時間が経過したときに前記半導体スイッチ素子をオン状態にし、前記停止指令信号の発生時刻から第2の遅れ時間が経過したときに前記半導体スイッチ素子をオフ状態にするスイッチ制御回路を具備し、前記第1の遅れ時間は、前記リレーが励磁された後該リレーの接点が切換動作を行って安定状態に落ち着くまでに要する励磁時動作安定時間よりも長く設定され、前記第2の遅れ時間は、前記リレーが消勢された後該リレーの接点が切換動作を行なうまでに要する消勢時動作時間よりも短く設定されていることを特徴とする直流電動機駆動装置。
IPC (3件):
H02P 7/06 ,  H02P 1/22 ,  H02P 3/08
FI (3件):
H02P 7/06 K ,  H02P 1/22 ,  H02P 3/08 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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