特許
J-GLOBAL ID:200903049730089265

共重合ポリアミドの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-064060
公開番号(公開出願番号):特開平7-324130
出願日: 1995年03月23日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、共重合の反応原料として、メタキシリレンジアミンおよびパラキシリレンジアミンとアジピン酸を主に使用して、結晶性で優れた耐熱性を有し、かつ着色のない均質な共重合ポリアミドの製造法を提供することにある。【構成】 メタキシリレンジアミン35〜65モル%、パラキシリレンジアミン65〜35モル%含有するジアミンとアジピン酸を一定濃度含有するジカルボン酸から得られる共重合ポリアミドの製造法であって、前記ジカルボン酸を一定温度に加熱した後、ジカルボン酸中にパラキシリレンジアミンの含有率が35〜70モル%であるジアミンの滴下し、ジカルボン酸の反応率が90%に達する以前に、パラキシリレンジアミンの含有率が0〜30モル%であるジアミンの滴下を行い、ジカルボン酸に対するジアミンのモル比が、0.97〜1.03となるま共重合反応を行う共重合ポリアミドの製造法。
請求項(抜粋):
メタキシリレンジアミン35〜65モル%、パラキシリレンジアミン65〜35モル%含有するジアミンとアジピン酸を40モル%以上含有するジカルボン酸とを重縮合反応させる共重合ポリアミドの製造法であって、?@前記ジカルボン酸をアジピン酸の融点以上でかつ生成する共重合ポリアミドの融点より30°C低い温度よりも低い温度に加熱し、?A加熱したジカルボン酸中にパラキシリレンジアミンの含有率が35〜70モル%であるジアミンの滴下を開始して、滴下を継続した後、?Bジカルボン酸の反応率が90%に達する以前に、パラキシリレンジアミンの含有率が35〜70モル%であるジアミンに代えて、パラキシリレンジアミンの含有率が0〜30モル%であるジアミンの滴下を行い、?Cジカルボン酸に対するジアミンのモル比が、0.97〜1.03となるまでジアミンの滴下を行いながら、ジカルボン酸の反応率が95%に達する以前に、反応系の温度を最終的に生成する共重合ポリアミドの融点より30°C低い温度よりも高い温度に加熱し、?Dジアミンの滴下終了時に、反応系の温度を最終的に生成する共重合ポリアミドの融点よりも高くすることを特徴とする共重合ポリアミドの製造法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-011829

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