特許
J-GLOBAL ID:200903049731239538

光記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松山 圭佑 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-189902
公開番号(公開出願番号):特開2002-083445
出願日: 2001年06月22日
公開日(公表日): 2002年03月22日
要約:
【要約】【課題】 レーザービームの照射時間及び照射パワーの少なくとも一方を変化させることによって記録層に5段階以上のマルチレベル記録を行う。【解決手段】 光記録媒体10の色素記録層12には、グルーブ16内において仮想記録セル40が想定され、この仮想記録セル40毎に、記録すべき情報に対応して、レーザービームの照射時間及び照射パワーの少なくとも一方を5段階以上に変調することにより、5段階以上の異なる大きさの記録マーク48A〜48Gを形成し、仮想記録セル40での光反射率を多段階に変調して、再生時の読出しレーザービームの反射レベルを5段階以上に変化させる。記録層12に使用する色素の不活性ガス中での熱分解(TG)による重量減少開始温度と終了温度の差が100°C以上の範囲にわたるようにし、色素の熱分解による重量減少が300°C以下で開始し、350°C以上まで継続するようにする。
請求項(抜粋):
光透過性基板上に色素を主成分とする記録層を有し、レーザービームを照射して前記記録層に記録マークを形成することにより情報を記録し、且つ、この記録マークに読み取りレーザービームを照射して記録した情報を読み取り可能な光記録媒体であって、前記記録層に、レーザービームと記録層との相対的移動方向の任意の単位長さ及びこれと直交する方向の単位幅に規定され、前記移動方向に連続的に設定された仮想記録セルを有してなり、この仮想記録セルにおける前記記録層は、レーザービームの照射時間及び照射パワーの少なくとも一方の5段階以上の変調に対応して大きさの異なる記録マークの形成が可能であり、これにより記録マークの仮想記録セルに対する面積比及び光透過率のうち少なくとも面積比に基づく光反射率を変調して情報の5段階以上のマルチレベル記録ができるようにされ、前記記録層に使用する色素の不活性ガス中での熱分解(TG)による重量減少開始温度と重量が初期の20%になる温度との差が100°C以上の範囲にわたるようにしたことを特徴とする光記録媒体。
IPC (4件):
G11B 7/24 522 ,  G11B 7/24 516 ,  B41M 5/26 ,  G11B 7/0045
FI (5件):
G11B 7/24 522 A ,  G11B 7/24 516 ,  G11B 7/24 522 L ,  G11B 7/0045 A ,  B41M 5/26 Y
Fターム (13件):
2H111EA03 ,  2H111FA01 ,  2H111FB42 ,  5D029JA04 ,  5D029JB11 ,  5D029JC02 ,  5D029JC20 ,  5D090AA01 ,  5D090BB03 ,  5D090BB12 ,  5D090CC01 ,  5D090DD01 ,  5D090KK03

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