特許
J-GLOBAL ID:200903049734500849

超高強度鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 憲治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-152682
公開番号(公開出願番号):特開平5-320749
出願日: 1992年05月20日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】 引張強さが1600〜2300N/mm2級で且つ延性の良好な超高強度鋼を得る。【構成】 C:0.4〜1.0 重量%, Si:1.2〜3.0 重量%, Mn:0.3〜2.0 重量%, Cr:0.2〜1.5重量%, 残部Feおよび不可避的不純物元素からなる鋼を,場合によってはさらに0.05〜0.5 重量%のMo, 0.05〜0.5 重量%のVまたは0.01〜0.5 重量%Nbのいずれか1種または2種以上を含有させた鋼を,Ac3変態点以上の温度に加熱して完全にオーステナイト化したうえ,この温度からTTT線図のノーズを通過する速度よりも大きな冷却速度でMs点以上で350°C未満の温度まで冷却し,この温度域に10〜60分間恒温保持した後に室温まで空冷または空冷以上の冷却速度で冷却することからなる,ベイナイトと残留オーステナイトを主相とした複合組織を有し且つ引張強さが1600〜2300N/mm2の超高強度鋼の製造方法である。
請求項(抜粋):
C:0.4〜1.0 重量%, Si:1.2〜3.0 重量%, Mn:0.3〜2.0 重量%, Cr:0.2〜1.5 重量%, 残部Feおよび不可避的不純物元素からなる鋼を,Ac3変態点以上の温度に加熱して完全にオーステナイト化したうえ,この温度からTTT線図のノーズを通過する速度よりも大きな冷却速度でMs点以上で350°C未満の温度まで冷却し,この温度域に10〜60分間恒温保持した後に室温まで空冷または空冷以上の冷却速度で冷却することからなる,ベイナイトと残留オーステナイトを主相とした複合組織を有し且つ引張強さが1600〜2300N/mm2の超高強度鋼の製造方法。
IPC (3件):
C21D 6/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/18
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-215623

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