特許
J-GLOBAL ID:200903049735882923

ABS樹脂の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 英一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-357999
公開番号(公開出願番号):特開平6-192346
出願日: 1992年12月25日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 耐衝撃性と光沢を改良したABSの製造法を提供する。【構成】 芳香族ビニル系単量体含有量とシアン化ビニル系単量体含有量とからなる単量体混合物に対して、SVが10〜50cpsの分岐型構造をもつゴム成分及び溶媒からなる原料液を、初期重合反応器にてゴム相反転後のゴム分散粒子径を8μm以下、グラフト率を0.3以上にコントロ-ルして得られた重合生成物を剪断機にて、高速剪断力を与えゴム分散粒子径を0.3〜1.0μmに調整し、次いで後続の反応器で順次重合させる。
請求項(抜粋):
芳香族ビニル系単量体含有量が60〜99重量%、シアン化ビニル系単量体含有量が1〜40重量%である単量体混合物100重量部に対して25°Cでの5重量%スチレン溶液粘度が10〜50cpsの分岐型構造をもつゴム成分を3〜25重量部及び溶媒2〜100重量部の割合で配合してなる原料液を初期重合反応器にて重合転化率が10〜50%、ゴム相反転後のゴム分散粒子径を8μm以下、グラフト率を0.3以上にコントロ-ルして得られた重合生成物を剪断機に通して剪断速度200〜30000sec-1の高速剪断力を与えゴム分散粒子径を0.3〜1.0μmに調整し次いで後続の反応器で重合転化率が50〜90%となるまで順次塊状重合または溶液重合させた後に揮発分を除去することを特徴とするABS樹脂の製造法。
IPC (2件):
C08F279/04 MQP ,  C08F287/00 MQX

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