特許
J-GLOBAL ID:200903049736234917

金型打抜き装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-044121
公開番号(公開出願番号):特開平9-216199
出願日: 1996年02月06日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 不織布などの柔軟なシート状材料を打抜いても、周囲部の繊維のほつれが生じることがなく、耐久性に富む金型打抜き装置を提供する。【解決手段】 雌型10と雄型20との間に、シート状材料を挟み、雄型10と雌型20とを嵌合させることにより、材料の打抜きを行う。雄型20には嵌合用凸部21が形成されており、雌型10には嵌合用凹部11が形成されている。雄型20を雌型10から引き抜いた状態では、嵌合用凸部21の外径は嵌合用凹部11の内径よりも若干大きくなるような「逆クリアランス」が設定されている。嵌合用凹部11の周囲には、嵌合用凹部11の平面輪郭線に対して相似形をなし一様の幅をもった溝部12が形成されており、一様な幅をもった隔壁部13が生成されている。両型の嵌合時には、隔壁部13の弾性変形により、嵌合用凸部21が嵌合用凹部11に嵌入する。
請求項(抜粋):
シート状の材料を雄型と雌型との間に挟み、前記雄型の嵌合用凸部を前記雌型の嵌合用凹部へ嵌入させることによって前記材料を打抜く金型打抜き装置において、前記嵌合用凸部を前記嵌合用凹部から引き抜いた状態では、前記嵌合用凸部の平面輪郭線の形状が、前記嵌合用凹部の平面輪郭線の形状よりもやや大きくなるようにし、前記嵌合用凹部の平面輪郭線に対してほぼ相似形をなす内側輪郭線をもった溝部を、前記雌型の前記嵌合用凹部を外側から取り囲む位置に形成し、前記嵌合用凹部と前記溝部との間に一様な幅をもった隔壁部が形成されるようにし、前記嵌合用凸部を前記嵌合用凹部へ嵌入させた状態では、前記隔壁部の弾性変形によって前記溝部の幅が縮むことにより、両者が嵌合するように構成されていることを特徴とする金型打抜き装置。

前のページに戻る