自動車の車体上部の衝撃エネルギ吸収構造

発明者：
出願人/特許権者：
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-148087
公開番号（公開出願番号）：特開平11-334508
出願日： 1998年05月28日
公開日（公表日）： 1999年12月07日
要約：

【要約】【目的】車両のルーフサイドレール部やフロントピラー部等において、乗員の頭部などが衝突した場合に、内装材への衝突の角度や位置による依存を少なくし、変形のストロークが小さくて済む衝撃エネルギ吸収構造を提供する。【構成】構造部材20はアウタパネル22とインナパネル24と補強パネル26とがフランジ接合部28、29で連結されて構成されている。インナパネル24と内装材30との間にはエネルギ吸収間隔70が設けられており、ここに中空エネルギ吸収部材10が配設されている。この中空エネルギ吸収部材10は、断面が略平行四辺形で中空の閉断面となっており、車両の前後方向に延設されたアルミニウムでできている。内装材30に乗員の頭部が衝突すると内装材30が変形されると共に、内部に配設されている中空エネルギ吸収部材10の略平行四辺形が広い領域に渡って変形して行って、衝突のエネルギを吸収する。

請求項（抜粋）：

アウタパネルおよびインナパネルを接合して閉断面に形成される構造部材と、該構造部材から車室内方へエネルギ吸収に必要な間隔をおいて配置される内装材と、該内装材と前記構造部材との間に断面が略平行四辺形の中空エネルギ吸収部材を備えることを特徴とする自動車の車体上部の衝撃エネルギ吸収構造。

IPC (4件)：

B60R 21/04 , B60R 13/02 , B62D 25/04 , B62D 25/06

FI (5件)：

B60R 21/04 Z , B60R 13/02 C , B62D 25/04 A , B62D 25/04 B , B62D 25/06 A

前のページに戻る