特許
J-GLOBAL ID:200903049754877434

データベースの複製に伴う更新競合の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-318047
公開番号(公開出願番号):特開平10-161916
出願日: 1996年11月28日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 データベース110がデータベース104の複製であり、後者へのデータ更新を前者へ反映するとき正確に更新競合を検出する。【解決手段】 更新情報作成部105はデータの更新があったときそのデータ識別子を更新データ識別子103に保存する。データ転送部108は保存されたデータ識別子を基に更新データをデータベース104から取り出して付随する更新通番履歴とともにデータベースシステム109へ送る。更新通番履歴はシステムの識別子と更新回数を示す更新カウンタとを有する更新通番を累積するものである。データ受信部112は更新データとその更新通番履歴を受信する。更新競合判定部115は受信した更新通番とデータベース111中の対応する更新通番履歴中の更新通番とを比較し、双方の最新の更新通番が残りのいずれかの更新通番に一致しないとき更新競合と判定する。
請求項(抜粋):
第1のデータベースを保有する第1のデータベースシステムと、第1のデータベースと同一内容に一致させるように第1のデータベースへのデータ更新がデータの複製によって反映される第2のデータベースを保有する第2のデータベースシステムとを有するシステムについて同一データ識別子をもつデータベース中のデータが第1のデータベースシステムと第2のデータベースシステムとの双方で独立に更新される更新競合を検出する方法において、該データに第1/第2のデータベースシステムに対応する識別子と該データの更新回数を更新通番として累積する更新通番履歴を付随させるように該データベースを構成し、第1及び第2のデータベースシステムによって該データを更新するたびに付随する更新通番履歴に該更新通番を追加し、第1のデータベースシステムによって該データを第2のデータベースに反映する際には更新された該データと該更新通番履歴とを第2のデータベースシステムへ転送し、第2のデータベースシステムによって受け取った該データの更新通番履歴中の更新通番と第2のデータベース中の更新反映の対象となるデータの更新通番履歴中の更新通番とを比較し、対象となるデータの最新の更新通番が受け取ったデータの最新の更新通番を除くいずれかの更新通番と一致せず、受け取ったデータの最新の更新通番が対象となるデータの最新の更新通番を除くいずれかの更新通番と一致しないとき、更新競合と判定することを特徴とするデータベースの複製に伴う更新競合の検出方法。
IPC (2件):
G06F 12/00 533 ,  G06F 17/30
FI (2件):
G06F 12/00 533 J ,  G06F 15/401 340 A

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