特許
J-GLOBAL ID:200903049771578793

内燃機関の燃料制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-296049
公開番号(公開出願番号):特開平7-127494
出願日: 1993年11月01日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】 EGR弁の開弁遅れや動特性の影響を排除して実際の開弁量に見合った燃料供給量を演算し、排気ガス特性や運転性の向上を図ることができる内燃機関の燃料制御装置を提供する。【構成】 内燃エンジン1は排気還流弁19の実開弁量LACTを検出するリフトセンサ24を備える。ECU5はTDCパルス信号に同期して燃料噴射量を演算するが、まず排気還流を行っているときにはエンジン回転数NEおよび吸気管内絶対圧PBAに応じて基本補正係数KEGRMAPを決定する。還流排気弁19の弁開度指令値LCMDに対するリフトセンサ24によって検出される実開弁量LACTの比を計算し、この比LACT/LCMDを定常状態の還流排気分に相当する(1.0-KEGRMAP)の値に乗算することによって今回の補正係数KEGRnを算出する。また、算出した補正係数KEGRnをリングカウンタに記憶し、τ回数分前に演算された補正係数KEGRn-τを補正係数KEGRとして燃料噴射量Toutの演算に使用する。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路と吸気通路とを接続する排気還流通路に取り付けられ、排気ガスの一部を前記吸気通路に還流する排気還流弁と、該排気還流弁の実開弁量を検出する開弁量検出手段と、前記内燃機関の運転状態に応じて前記排気還流弁の目標開弁量を決定する目標開弁量決定手段と、前記内燃機関が排気還流制御条件を満足する所定の運転領域にあるとき、前記目標開弁量決定手段によって決定された前記目標開弁量と前記開弁量検出手段によって検出された実開弁量とに応じて前記排気還流弁を制御する排気還流弁制御手段と、前記内燃機関の運転状態に応じて基本燃料噴射量を演算する基本噴射量演算手段と、前記内燃機関が前記所定の運転領域にあるとき、排気還流量に応じて前記基本燃料噴射量を補正する補正係数を設定する補正係数設定手段と、前記設定された補正係数を前記実開弁量と前記目標開弁量とに基づいて修正する補正係数修正手段と、該補正係数修正手段によって修正された前記補正係数により前記基本燃料量を補正する基本燃料量補正手段とを備えた内燃機関の燃料制御装置。
IPC (4件):
F02D 41/02 330 ,  F02D 21/08 301 ,  F02D 41/04 330 ,  F02M 25/07 550

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