特許
J-GLOBAL ID:200903049772785180
密閉蓋付容器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
加藤 由美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-244745
公開番号(公開出願番号):特開平8-080959
出願日: 1994年09月12日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 流動性内容物の流出し難い密閉性の高い密閉蓋付容器を提供する。【構成】 四角形の容器1の口側が鉤状断面形状の環状屈曲部2と、四角形の蓋11の鉤状断面形状の環状折り曲げ部12を上下に圧して嵌着させると、外縁嵌合面の係合凸部15が係合凹部5に係合して蓋の離脱が阻止され、環状折り曲げ部の口縁嵌合面の環状凸角部14aが容器の内縁嵌合面4のテーパ面の当接部位の内径dより僅かに大きい外径Dであり、四角形状の樽形容器の当接部位の辺の円弧の曲率R1 に対して蓋の環状凸角部の四角形の辺の円弧の曲率R2 が小さい関係即ちR1 >R2 に作られているので、容器の辺が内の液体圧力で拡張されても環状凸角部14aの四角形の辺の中央部の漸増する押し込み量によって環状折り曲げ部と環状屈曲部とは圧接されて、環状凸角部において環状の線状接触で平均化された圧力で密接し高い密閉性が保たれる。
請求項(抜粋):
樹脂製又は紙質製多角形状容器の口線から外方に向かう鉤状断面の環状屈曲部に樹脂製又は紙質製多角形状の蓋の環状折り曲げ部を被冠させる蓋付容器であって、前記環状屈曲部と前記環状折り曲げ部のそれぞれの外縁嵌合面の下端に係脱自在に係合する係合凹部と係合凸部を形成し、環状屈曲部の口縁嵌合面を口が狭まり勝手のテーパに形成し、このテーパの嵌合面に被冠する環状折り曲げ部の口縁嵌合面を口が狭まり勝手で且つ前記テーパより角度の大きなテーパで形成してその下端を嵌合時に環状線状接触させる環状凸角部に形成し、環状の線状接触部位において多角形の辺中央部に向けて徐々に押し込み量が漸増するように口縁嵌合面を形成したことを特徴とする密閉蓋付容器。
引用特許:
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