特許

J-GLOBAL ID：200903049774889412

誘電体ペースト

発明者： 杉下 信行
出願人/特許権者： 田中貴金属工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-147383
公開番号（公開出願番号）：特開平10-338544
出願日： 1997年06月05日
公開日（公表日）： 1998年12月22日
要約：

【要約】【目的】 導体ペーストと同じ850〜900°C程度で焼成でき、広い範囲の誘電率で高い耐湿信頼度が得られる誘電体ペーストを提供しようとするものである。【構成】 高い誘電率を有する誘電体粉末と、低温での焼成で結晶化すると共に800°C以上でその結晶が溶解して少量の結晶が析出する低温結晶性ガラス粉末との混合粉末を基体としてなる誘電体ペーストとする。高い誘電率を有する誘電体粉末は、BaTiO3を主成分とし、低温結晶性ガラスは、SiO2、B2O3、PbO、及びZnOからなり520°C近辺で結晶化ピークを有するガラスであって、混合粉末中の体積比を35〜65%とする。低温結晶性ガラスの混合粉末中の体積比が45%以下の場合には、混合粉末の3〜15重量%のAl2O3粉末を添加する。

請求項（抜粋）：

高い誘電率を有する誘電体粉末と、低温での焼成で結晶化すると共に800°C以上でその結晶が溶解して少量の結晶が析出する低温結晶性ガラス粉末との混合粉末を基体としてなる誘電体ペースト。

IPC (3件)：

C03C 8/16 ,  H01B 3/02 ,  H01B 3/12 303

FI (3件)：

C03C 8/16 ,  H01B 3/02 A ,  H01B 3/12 303