特許
J-GLOBAL ID:200903049776801008

音響拡声装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-035549
公開番号(公開出願番号):特開平9-037378
出願日: 1996年01月29日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【課題】 形状やハードウェアの規模を小さくし、経年変化が少なく、低周波領域までの指向性に優れた音響拡声装置を実現すること。【解決手段】 音響ホーン1の頂点に拡声スピーカ2を設け、その開口部周囲に制御スピーカ3a〜3nを等間隔に取り付ける。また各制御スピーカの近傍に誤差検出器4a〜4nを設ける。各制御スピーカから各誤差検出器までの伝達関数の和に等しいフィルタ特性を持つFXフィルタ7に音響信号を入力し、加算器5の出力と共に係数更新器8によって適応フィルタ6の係数を更新し、各制御スピーカ3a〜3nに出力する。こうすれば、拡声スピーカ1の方向にのみ指向性のある音声が再生できる。
請求項(抜粋):
一端が閉じられ、他端が開放された音響ホーンと、前記音響ホーン内部の中心部に設置され、音響信号を出力する拡声スピーカと、前記音響ホーンの開口側の周辺部に前記拡声スピーカから等距離に設置され、前記拡声スピーカから前記音響ホーンの外部に放射される音声を抑圧するための制御音を出力する複数個の制御スピーカと、前記各制御スピーカの近傍に夫々配置され、前記拡声スピーカと前記制御スピーカとの合成音を誤差として検出する複数の誤差検出器と、前記各誤差検出器の出力を加算する加算器と、音響信号が入力され、前記音響信号を所定の伝達関数で変換してその出力を前記各制御スピーカに出力する適応フィルタと、前記複数の制御スピーカ各々からこれと近接する前記各誤差検出器までの伝達関数の和に等しい伝達関数で音響信号を変換するFXフィルタと、前記FXフィルタの出力する基準信号及び前記加算器の出力する誤差信号が入力され、前記加算器の出力信号が小さくなるように前記適応フィルタの係数を演算して更新する係数更新器と、を具備することを特徴とする音響拡声装置。
IPC (6件):
H04R 1/40 310 ,  G10K 11/178 ,  G10K 11/162 ,  H03H 21/00 ,  H04R 3/12 ,  H04R 27/00
FI (6件):
H04R 1/40 310 ,  H03H 21/00 ,  H04R 3/12 Z ,  H04R 27/00 B ,  G10K 11/16 H ,  G10K 11/16 A

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