特許
J-GLOBAL ID:200903049777021022

光ビーム走査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-329794
公開番号(公開出願番号):特開平7-154544
出願日: 1993年11月30日
公開日(公表日): 1995年06月16日
要約:
【要約】【目的】 グレーティングセンサを用いずに、ガルバノミラーの動作周波数及び振り角の変動等の不安定要素を補正する。【構成】 発生部21は基準正弦波曲線パターン信号をそのメモリ内に記憶しており、ガルバノミラー駆動電圧信号13より生成した基本クロック信号25、イニシャルパルス信号32に応じて上記パターン信号を読出す。設定部23は、主走査ライン上のスタートセンサが出力する信号14に応じてドットクロック信号28をカウントし、焼付有効エリアをビームスポットが通過するのに要する時間を与える信号26を生成する。設定部22は両信号25、26に基づき焼付有効エリア長を常に一定値化するゲインデータ信号50を決定する。発生部21は上記パターン信号を先の主走査時に決定済の信号50で補正し、上記ドットクロック信号28を生成する。ドットジェネレータ24はレーザービームを変調するためのビームON/OFF信号12を作成する。
請求項(抜粋):
ドットクロック信号に同期して画像信号より生成した変調信号に応じて変調された光ビームを共振型の偏向素子によって走査用レンズを介して感材の主走査方向に走査し、以て画像を前記感材上に記録する光ビーム走査装置において、前記共振型の偏向素子の駆動信号を生成する駆動手段と、前記主走査方向に走査されている光ビームのビームスポットの走査速度を予め決定された基準走査速度との比較を通じて検出する走査速度検出手段と、時間に対するレベル変化が前記基準走査速度に対応した正弦波関数として表される基準走査速度パターン信号を前記駆動信号に同期して生成する基準走査速度パターン信号生成手段と、前記走査速度検出手段の出力信号と前記基準走査速度パターン信号との演算処理によって、前記走査速度の時間的変化に相当したレベル変化を与える走査速度パターン信号を生成する走査速度パターン信号生成手段と、前記走査速度パターン信号より、そのレベル変化に対応した周波数変化を与える前記ドットクロック信号を生成するドットクロック信号生成手段とを、備えたことを特徴とする光ビーム走査装置。

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