特許
J-GLOBAL ID:200903049779229429

鉄道車両の振動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-092055
公開番号(公開出願番号):特開平5-262233
出願日: 1992年03月17日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 より効果的な制御が得られるよう振動加速度検知計の配置を工夫した鉄道車両の振動制御装置を提供する。【構成】 鉄道車両の車体と台車間に上下、左右方向に設置した流体アクチュエータ、該流体アクチュエータを駆動する制御弁、前記車体の上下、左右方向の振動を検知する検知計、該検知計の出力から前記制御弁への制御入力を決定する制御器から構成され、前記車体に発生する上下、左右振動を能動的に制御する機能を有する鉄道車両の振動制御装置において、左右振動加速度検知計17は車体両側端の中央付近に、上下振動加速度検知計19は車体の曲げ振動の影響を受けにくい台車中心上の中央付近に、ロール振動加速度検知計18は車体の曲げ振動の影響を受けにくい台車中心上の左右側にそれぞれ配置した鉄道車両の振動制御装置である。【効果】 車体の曲げ振動や信号線へのノイズの影響を相対的に小さくすることができ、これらの信号を除去するためのフイルター等が不要となり、低コストで優れた制御性能が得られる。
請求項(抜粋):
鉄道車両の車体と台車間に上下、左右方向に設置した流体アクチュエータ、該流体アクチュエータを駆動する制御弁、前記車体の上下、左右方向の振動を検知する検知計、該検知計の出力から前記制御弁への制御入力を決定する制御器から構成され、前記車体に発生する上下、左右振動を能動的に制御する機能を有する鉄道車両の振動制御装置において、左右振動加速度検知計は車体両側端付近に、上下振動加速度検知計は車体の曲げ振動の影響を受けにくい台車中心付近に、ロール振動加速度検知計は車体の曲げ振動の影響を受けにくい台車中心付近の左右側壁付近にそれぞれ配置することを特徴とする鉄道車両の振動制御装置。
IPC (4件):
B61F 5/24 ,  B60G 17/01 ,  F16F 15/02 ,  G05D 19/02
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭56-017754
  • 特開昭59-156860
  • 特開平3-014762
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