特許
J-GLOBAL ID:200903049781148185

差動制限ディファレンシャル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-257649
公開番号(公開出願番号):特開平9-100895
出願日: 1995年10月04日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】 トランスファーレシオを大きくする。【解決手段】 デフケース1内にサイドギヤ2A,2B及びピニオンギヤ3からなる差動ギヤを備え、差動ギヤの噛み合い反力によってサイドギヤ2A、3Aとデフケース1との間に発生する摺動摩擦抵抗により、差動制限力を得る差動制限ディファレンシャル装置において、デフケース1とサイドギヤ2A、2Bに互いに対向する円錐面11A、11B、12A、12Bをそれぞれ形成し、それら円錐面11A,12A、11B、12B間に、デフケース1側と一体回転するよう係合された第1のコーンリング15A、15Bと、サイドギヤ2A,2B側と一体回転するよう係合された第2のコーンリング18A,18Bを重ねて挟み、且つ第1のコーンリング15A,15Bをサイドギヤ2A,2Bの円錐面12A,12Bに接するよう配置し、第2のコーンリング18A,18Bをデフケース1の円錐面11A,11Bに接するよう配置した。
請求項(抜粋):
デフケース内にサイドギヤ及びピニオンギヤからなる差動ギヤを備え、差動ギヤの噛み合い反力によってサイドギヤとデフケースとの間に摺動摩擦抵抗を発生させ、その摺動摩擦抵抗によって差動制限力を得る差動制限ディファレンシャル装置において、前記デフケースとサイドギヤに互いに対向する円錐面をそれぞれ形成し、それら円錐面間に、デフケース側と一体回転するよう係合された第1のコーンリングと、サイドギヤ側と一体回転するよう係合された第2のコーンリングを重ねて挟み、且つ前記第1のコーンリングをサイドギヤの円錐面に接するよう配置し、前記第2のコーンリングをデフケースの円錐面に接するよう配置したことを特徴とする差動制限ディファレンシャル装置。

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