特許
J-GLOBAL ID:200903049782518768

壁面剥離診断機の打撃装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-179141
公開番号(公開出願番号):特開平11-014605
出願日: 1997年06月20日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】 壁面打撃後、ハンマが直ちに壁面から離れ、周波数解析による壁面剥離判定を的確に行うことの可能な打撃音を得る。【解決手段】 (A)に示すように、ロッド31のローラ311が矢印R方向に回転するカム335のインボリュート面状の外周面上を回転しながら図の上方へ向けて押し上げられることによりロッド31が後退移動され、復帰用コイルスプリング36を介してハンマ35もロッド31と共に後退移動される。ロッド31が(B)に示すストローク後端位置に達するとローラ311がカム335の最大径部335aから外れ、(C)に示すように、圧縮された打撃用コイルスプリング34の伸長によってロッド31とハンマ35が高速で前進移動される。ハンマ35はロッド31の停止後も慣性によって前進移動し、診断対象壁面Wを打撃する。(D)に示すように、ハンマ35は打撃後直ちに復帰用コイルスプリング36の引張付勢力によって診断対象壁面Wから離れる。
請求項(抜粋):
建築物における診断対象壁面を繰り返し打撃する打撃装置を備え、前記打撃により発生する打撃音の周波数分析により壁面タイル等の剥離の有無を判定する壁面剥離診断機において、前記打撃装置が打撃方向に対して所定距離だけ進退可能なロッドと、このロッドをストローク後端位置まで後退移動させてからその移動力を解除する行程を反復的に行う駆動部と、前記ロッドの後退移動に伴って弾性変形されることにより前記ロッドを前進方向に付勢する打撃用バネと、前記ロッドの前進方向に配置されたハンマと、前記ロッドとハンマとの間に介在し前記診断対象壁面との接触位置から前記ハンマを前記ロッド側へ引き戻す復帰用バネと、からなることを特徴とする壁面剥離診断機の打撃装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-212569
  • 特開昭64-080858

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