特許
J-GLOBAL ID:200903049783499864

接着性ポリイミドフィルムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野中 克彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-144890
公開番号(公開出願番号):特開平5-310934
出願日: 1992年05月11日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】 プレス時に於て、低温加熱によっても銅あるいはポリイミドフィルムに対して高接着性を有するポリイミドフィルムの製造法を提供すること。【構成】 一般式【化1】で示されるテトラカルボン酸二無水物、一般式【化2】で示されるジアミン、一般式【化3】で示されるジアミノシロキサン、及び一般式【化4】で示されるアミノシランを一定条件下で反応して得られたポリイミド前駆体溶液を基板に塗布、加熱、硬化する接着性ポリイミドフィルムの製造法。【効果】 比較的低温加熱で高接着性で耐熱性のあるポリイミドフィルムの製造を可能にした。
請求項(抜粋):
一般式 (I) で示されるテトラカルボン酸二無水物のAモル、一般式(II)で示されるジアミンBモル、一般式(III) で示されるジアミノシロキサンCモル、及び一般式(IV)で示されるアミノシランDモルを有機溶媒の存在下、前記B、Cに係る式 (V) 、及び前記B、C、Dに係る式(VI)を満たす条件下に混合し、0〜150°Cの温度で反応を行うことにより得られるポリイミド前駆体溶液を基板に塗布した後、加熱、硬化することを特徴とする接着性ポリイミドフィルムの製造方法。【化1】【化2】【化3】【化4】【数1】【数2】(ただし、一般式 (I) 〜(IV)においてL<SP>1</SP> はそれぞれ独立に-O-、-CO-、-SO<SB>2</SB> -、-S-、または-C(R<SP>4</SP> )<SB>2</SB> -(ただしR<SP>4</SP> は-CH<SB>3</SB> 、-CF<SB>3</SB> またはHである)であり、R<SP>1</SP> 、R<SP>5</SP> はそれぞれ独立に炭素数1〜6のアルキル基、フェニル基、または炭素数7〜12のアルキル置換フェニル基であり、R<SP>2</SP> 、R<SP>3</SP> はそれぞれ独立に一般式(VII) 〜 (X) に示すいづれかの基であり、エルは1≦エル≦100でありmは1<m≦3であり、Sは1〜4の整数であり、Xは独立にアルコキシ基、アセトキシ基またはハロゲンを表す)。【化5】【化6】【化7】【化8】
IPC (3件):
C08G 73/10 NTF ,  C08J 5/18 CFG ,  C08L 79:08

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