特許
J-GLOBAL ID:200903049784774478

粒子状キャリアを利用する側方流れ器具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-533424
公開番号(公開出願番号):特表2003-513244
出願日: 2000年10月27日
公開日(公表日): 2003年04月08日
要約:
【要約】多孔性フィルターゾーン(4)と連通する多孔性反応ゾーン(2,3)を有する側方流れ器具。反応ゾーン(2,3)には、(i)被検物質固有標識、及び(ii)その上に被検物質固有捕捉試薬を固定した粒子状キャリアが含まれる。フィルターゾーン(4)は反応ゾーン(2,3)の孔サイズより小さな孔サイズを有する。当該粒子状キャリアに結合していない標識はフィルターゾーン(4)に入り込むことができ、当該キャリアに結合した標識はフィルターゾーン(4)に入り込むことができない。サンプルを塗布した後、側方流により被検物質が標識及び粒子状キャリアと反応ゾーン(2,3)内で接触し、錯体を形成する。遊離標識は粒子状キャリアに結合することはできない。反応ゾーン(2,3)からフィルターゾーン(4)まで流れる間に、遊離標識はフィルターゾーン(4)に入り込むが、粒子-被検物質-標識錯体は入口(6)で捕捉される。この機構によれば、固定化抗体を使用して被検物質-標識錯体を捕捉する必要は無くなる。
請求項(抜粋):
多孔性のフィルターゾーンと連通する多孔性の反応ゾーンを有し、当該反応ゾーンが(i)被検物質固有の標識及び(ii)被検物質固有の捕捉試薬を固定した粒子状キャリアを含み、さらに当該粒子状キャリアに結合していない標識は当該フィルターゾーンの中ヘ移行することができ、粒子状キャリアに結合した標識は当該フィルターゾーンの中へ移行できないように、当該フィルターゾーンが当該反応ゾーンの孔サイズより小さな孔サイズを有する、被検物質をアッセイするための側方流れ器具。
IPC (5件):
G01N 33/543 521 ,  G01N 33/543 525 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/545 ,  G01N 33/553
FI (5件):
G01N 33/543 521 ,  G01N 33/543 525 C ,  G01N 33/53 F ,  G01N 33/545 A ,  G01N 33/553

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