特許
J-GLOBAL ID:200903049789344986

チオエーテル置換されたヒドロキシベンゾフェノンおよび安定化された組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-091598
公開番号(公開出願番号):特開平7-285927
出願日: 1995年03月24日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【構成】4’位がチオエーテル部分により置換された2-ヒドロキシベンゾフェノン誘導体。該誘導体と化学線による崩壊を受けやすい有機材料とからなる化学線誘導崩壊に対して安定化された組成物。【効果】本化合物はUVの長波長側に高められた吸収を有し、有機材料を化学線崩壊から十分に安定化する。本化合物は高分子であるので、有機材料に配合された後、高温での処理が可能である。
請求項(抜粋):
次式I:【化1】〔式中、nは1ないし4を表し、Tは炭素原子数1ないし20のアルキル基、ヒドロキシ基により、炭素原子数1ないし12のアルコキシ基により、式IVで表されるシロキシシリル基により、炭素原子数2ないし12のアルカノイルオキシ基により、炭素原子数3ないし12のアルケノイルオキシ基により、もしくはハロゲン原子により置換された炭素原子数2ないし12のアルキル基、炭素原子数3ないし18のアルケニル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、炭素原子数7ないし15のフェニルアルキル基、炭素原子数6ないし10のアリール基または1もしくは2個の炭素原子数1ないし4のアルキル基により置換された前記アリール基、または1,1,2,2-テトラヒドロパーフルオロアルキル基(ただし、パーフルオロアルキル部分は炭素原子数6ないし16のものである)を表し、E1 は水素原子または-OE2 を表し、E2 は水素原子または炭素原子数1ないし18のアルキル基を表し、E3 は水素原子または炭素原子数1ないし8のアルキル基を表し、E4 は水素原子またはヒドロキシ基を表し、nが1であるとき、Lは水素原子、炭素原子数1ないし20の直鎖または分岐鎖アルキル基、炭素原子数2ないし20のアルコキシカルボニル基により、カルボキシル基により、炭素原子数2ないし20のアルキルカルボニル基により、炭素原子数3ないし18のアルケニルカルボニル基により、もしくは式IVで表されるシロキシシリル基により置換された前記アルキル基、1もしくは2個のヒドロキシ基により、炭素原子数1ないし12のアルコキシ基により、もしくはフェノキシ基により置換された炭素原子数2ないし20のアルキル基、1個のヒドロキシ基および炭素原子数1ないし12のアルコキシ基もしくはフェノキシ基により置換された炭素原子数2ないし20のアルキル基、または炭素原子数2ないし20のアルカノイルオキシ基により、もしくは炭素原子数3ないし20のアルケノイルオキシ基により置換された炭素原子数2ないし20のアルキル基、グリシジル基、1ないし6個の酸素原子により、1もしくは2個のカルボニルオキシ基もしくはオキシカルボニル基により中断された炭素原子数4ないし20のアルキル基を表すか、またはLは炭素原子数2ないし18のアルカノイル基、炭素原子数3ないし18のアルケノイル基、ベンゾイル基、1もしくは2個の炭素原子数1ないし4のアルキル基により置換されたベンゾイル基または次式IIもしくはIII:【化2】(式中、xは0、1または2を表す、R1 は炭素原子数1ないし12のアルキル基または炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基を表し、R2 は炭素原子数3ないし12の第二もしくは第三アルキル基または炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基を表し、L1 はnが2の場合のLと同じ意味を有し、L2 は水素原子または炭素原子数1ないし18のアルキル基を表す)で表される基を表し、nが2であるとき、Lは炭素原子数1ないし12の直鎖もしくは分岐鎖アルキレン基、ヒドロキシ基により、炭素原子数1ないし8のアルコキシ基により、炭素原子数2ないし20のアルコキシカルボニル基により、炭素原子数2ないし20のアルカノイルオキシ基により、炭素原子数3ないし20のアルケノイルオキシ基により、もしくは式IVで表されるシロキシシリル基により置換された炭素原子数3ないし12のアルキレン基を表すか、またはLは1もしくは2個のカルボニルオキシ基もしくはオキシカルボニル基により中断された炭素原子数4ないし20のアルキレン基、1ないし6個の酸素原子により中断された炭素原子数4ないし20のアルキレン基、o-キシリレン基、m-キシリレン基、p-キシリレン基、イソフタロイル基、フタロイル基、テレフタロイル基または炭素原子数4ないし12のα,ω-アルカンジオイル基を表し、nが3であるとき、Lは炭素原子数3ないし12の直鎖もしくは分岐鎖アルカントリイル基、炭素原子数3ないし12のアルカントリオイル基、トリメリトイル基または3個のカルボニルオキシ基もしくはオキシカルボニル基により中断された炭素原子数6ないし20のアルカントリイル基を表し、nが4であるとき、Lは炭素原子数4ないし16の直鎖もしくは分岐鎖アルカンテトライル基、炭素原子数4ないし16のアルカンテトロイル基、ピロメリトイル基または4個のカルボニルオキシ基もしくはオキシカルボニル基により中断された炭素原子数8ないし24のアルカンテトライル基を表し、そしてTまたはLが式IVで表される基である場合、該基は次式:【化3】{式中、aは0-50であり、bは0-50であり、cは0-50であり、L3 は直接結合または次式:-Cn H2n-,-(CH2 )n O-,-CH2 CH(OH)CH2 O-または-CH2 CH(OH)CH2 -O-(CH2 )3 -(式中、nは1ないし4を表す)で表される2価の基を表し、G1 はヒドロキシ基、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基、シクロヘキシル基または-O-Si(G4 )3 を表し、G2 はG4 または-O-Si(G4 )3 を表し、G3 は次式:【化4】で表される基を表し、G4 は炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基、シクロヘキシル基またはフェニル基を表し、G5 は炭素原子数1ないし18のアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基、炭素原子数5ないし7のシクロアルキル基またはフェニル基を表し、そしてG6 は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、シクロヘキシル基、フェニル基、-Si(G3 )(G4 )2 または-Si(G4 )3 を表すか、またはG1 およびG6 は一緒に結合して直接結合を形成する}で表される〕で表される化合物。
IPC (6件):
C07C323/22 ,  C07F 7/12 ,  C08K 5/13 KAU ,  C08L 83/04 LRT ,  C08L101/00 ,  C09K 3/00 104

前のページに戻る