特許
J-GLOBAL ID:200903049791054936

電気炉の羽口配置構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椎名 彊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-303410
公開番号(公開出願番号):特開平6-145761
出願日: 1992年11月13日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 溶融金属内にガス・粉体を羽口1本当たり50Nm3 /hr以上吹込む電気炉で炉壁損耗を防ぎ、かつ電極の安定性を損なわず、電気炉の浴を均一にかつ大きな攪拌力を得る大量のガス・粉体を吹込むことを可能とする羽口配置構造を提供することである。【構成】 溶融金属内にガス・粉体を吹込む羽口を有し、1〜3本の上部電極を有し、溶湯の盛上がり及びその崩れ落ちの範囲長さLを用い上部電極表面直径の表面よりL以上離し、かつ溶湯最大表面直径よりL以上離した範囲に羽口を配設する。これにより炉壁の損耗を防ぎ、かつ電極の安定性を損なわず電気炉の浴を均一にかつ大きな攪拌力を得る大量のガス・粉体を吹込むことが可能となる。
請求項(抜粋):
溶融金属内にガス・粉体を羽口1本当たり50Nm3 /hr以上吹込む電気炉の羽口配置構造において、炉底に配設した羽口の配設位置を、下記の計算式を用いて、上部電極外周表面よりL以上離し、かつ溶湯最大表面直径よりL以上離した範囲に吹込み羽口を配設したことを特徴とする電気炉の羽口配置構造。計算式L=0.1×E0.24E=6.18×Q×T×1n(1+ρ1×H×g÷P)上記式において、 L:長さ(m)E:吹込みガスによる浮力の仕事(W)Q:吹込み流量(Nm3 /min)T:溶湯温度(K)ρ1:溶湯比重(kg/m3 )H:羽口の配設した部分の溶湯の深さ(m)g:重力加速度(m/sec2 )P:雰囲気圧力(Pa)
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公昭62-054164
  • 特開平3-056613
  • 特公平1-037449

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