特許
J-GLOBAL ID:200903049793070084

増設杭の施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久寶 聡博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-326517
公開番号(公開出願番号):特開2001-140274
出願日: 1999年11月17日
公開日(公表日): 2001年05月22日
要約:
【要約】【目的】増設杭に十分な軸力負担をさせる。【構成】本発明に係る増設杭の施工方法においては、まず、中空既製杭1の内部に引張材としてのPC鋼棒2を挿入し、その下端を杭底3に固着するとともに、該PC鋼棒の上端を杭頭に設置された載荷板4に挿通した上、定着用ナット5を螺合してねじ込むことにより所定のプレストレス力を中空既製杭1に導入する。次に、プレストレス力が導入された中空既製杭1を増設杭として、既設フーチング7周囲の地盤内に打ち込む。次に、定着用ナット5を取り囲むように中空既製杭1の載荷板4上に作業用中空管11を立設する。次に、増設フーチング13を構築して既設フーチング7に一体化させる。次に、増設フーチング13の強度発現後、作業用中空管11内の作業用空間12を利用して定着用ナット5を緩め、中空既製杭1に導入されていたプレストレス力を除荷する。
請求項(抜粋):
既設杭の上に既設フーチングが構築されてなる下部工に増設杭をあらたに増設する増設杭の施工方法において、中空既製杭の内部に引張材を挿入してその下端を杭底に固着するとともに該引張材の上端を杭頭に設置された載荷板に挿通した上、定着用ナットを螺合してねじ込むことにより所定のプレストレス力を前記中空既製杭に導入し、該プレストレス力が導入された中空既製杭を増設杭として前記既設フーチング周囲の地盤内に打ち込み、前記定着用ナットを廻すための作業用空間が残るようにかつ前記中空既製杭の杭頭が定着されるように増設フーチングを構築して前記既設フーチングに一体化させ、該増設フーチングの強度発現後、前記作業用空間を介して前記定着用ナットを緩め、前記中空既製杭に導入されていたプレストレス力を除荷することを特徴とする増設杭の施工方法。
IPC (3件):
E02D 37/00 ,  E02D 13/00 ,  E02D 27/12
FI (3件):
E02D 37/00 ,  E02D 13/00 Z ,  E02D 27/12 Z
Fターム (5件):
2D046CA01 ,  2D046CA03 ,  2D050AA03 ,  2D050AA06 ,  2D050CB31

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