特許
J-GLOBAL ID:200903049802325384

タービン冷却翼及び冷却部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大胡 典夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-335457
公開番号(公開出願番号):特開平7-189603
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 冷却効率を向上させたタービン冷却翼を提供する。【構成】 隔壁35と背腹分離壁36で仕切られた複数の流路を有し、これら流路の一部が連通するリターンフロー流路を構成していて、その最下流に位置する流路が腹側冷却流路56と背側冷却流路57,58を備えており、冷却媒体が腹側冷却流路56を半径方向外向きに流れた後、背側冷却流路57を半径方向内向きに流れ、さらに背側冷却流路58を半径方向外向きに流れながら最下流の背側冷却流路58からフィルム冷却孔48、もしくは翼先端部の吹出し孔53を介して吹き出されるもので、腹側冷却流路56と背側冷却流路57でコリオリ力を利用して冷却を行い、コリオリ力が利用困難な最下流の背側冷却流路58では冷却媒体を半径方向外向きに流してフィルム冷却、もしくは翼先端部での吹出し冷却を行うことで、高い内部熱伝達を持つ領域が増加し、冷却効率が高くなる。
請求項(抜粋):
中空に形成された翼内が隔壁と背腹分離壁で仕切られて冷却媒体の複数の流路が形成され、且つ前記流路の少なくとも一部が連通するリターンフロー流路を構成しているタービン冷却翼において、前記リターンフロー流路の最下流に位置する流路が1つの腹側冷却流路と複数の背側冷却流路を備え、前記冷却媒体が前記腹側冷却流路を半径方向外向きに流れた後に前記背側冷却流路の一つを半径方向内向きに流れ、さらに該背側冷却流路の最下流の冷却流路を半径方向外向きに流れると共に前記最下流の冷却流路からフィルム冷却孔もしくは翼先端部孔を介して吹き出されるものであることを特徴とするタービン冷却翼。
IPC (2件):
F01D 5/18 ,  F02C 7/18
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • ブレードの冷却構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-064066   出願人:石川島播磨重工業株式会社
  • タービン翼及びガスタービン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-009191   出願人:株式会社日立製作所
  • 特開昭60-198305
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