特許
J-GLOBAL ID:200903049804049031

音場処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅見 保男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-060371
公開番号(公開出願番号):特開平11-252698
出願日: 1998年02月26日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】 近接スピーカのクロストークキャンセルおよび仮想音場合成の両機能を実現することができる音場処理装置を提供する。【解決手段】 ステレオオーディオ装置1の出力L0 ,R0 は、音場処理装置2で信号処理され、イコライザ3,4を通って左スピーカ5,右スピーカ6に出力されることにより、音が再生され聴取者7の両耳に到達する。音場処理装置2における音場処理の伝達関数をHT 、実音源(左スピーカ5,右スピーカ6)から聴取者7の両耳までの音の伝達関数をHR 、仮想音源(左仮想スピーカ8,右仮想スピーカ9)から聴取者の両耳までの音の伝達関数をHV とする。ここで、HT ・HR =HV が成り立つようにすれば、仮想音場合成およびクロストークキャンセルを同時に行うことができる。
請求項(抜粋):
左右のスピーカから出力される音が聴取者によって聴取されて認識される音場を再生するために、左右両チャネルの信号を処理して前記左右のスピーカに供給する音場処理装置であって、前記左右のスピーカと前記聴取者の左右の耳の位置との間に形成される、2つの主経路および2つのクロストーク経路の各経路を音が伝搬し、かつ、前記左右のスピーカとは異なる位置に設定された左右の仮想音源と前記聴取者の左右の耳の位置との間に形成される、2つの主経路および2つのクロストーク経路の各経路を音が伝搬するものとし、前記主経路を通る音の伝搬に対し前記クロストーク経路を通る音に、前記主経路および前記クロストーク経路との間の距離差に応じた減衰および伝搬遅延があるものとして、前記左右のスピーカから前記聴取者の左右の耳の位置までの第1の伝達関数および、前記左右の仮想音源から前記聴取者の左右の耳の位置までの第2の伝達関数が決定され、前記第1,第2の伝達関数に基づいて第3の伝達関数が設定されており、前記左右両チャネルの信号に前記第3の伝達関数を掛け合わせことにより、前記左右両チャネルの信号が前記左右の仮想音源から出力された場合と等価な音場が再生されるようにすることを特徴とする音場処理装置。
IPC (3件):
H04S 1/00 ,  G10K 15/00 ,  H04R 5/02
FI (3件):
H04S 1/00 B ,  H04R 5/02 G ,  G10K 15/00 M
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-150400
  • 音場信号再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-308544   出願人:松下電器産業株式会社
  • 音像拡大装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-243234   出願人:株式会社東芝
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