特許
J-GLOBAL ID:200903049809386672

セメントキルン排ガスのNOx低減方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安倍 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-358334
公開番号(公開出願番号):特開平10-194800
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 経済性の向上と、乾燥等の前処理が不要な有機汚泥処分と、を同時に満足するNOx低減方法を提供する。排ガス中のNOxの脱硝率を増大する。【解決手段】 セメント原料aは窯尻部4aへ流れ込み、焼成してセメントクリンカーa′となる。この際、窯尻部4a内に導入ポンプ8で有機汚泥bが流れ込むので、焼成時に発生した排ガス中のNOxは有機汚泥含有のアンモニアの脱硝作用により還元し、低減される。しかも、有機汚泥bは廃棄物であるので、NOx低減処理の経済性が向上する。一方、有機汚泥bは、従来、脱臭を伴う乾燥などの前処理が必要だったが、この発明ではセメント原料焼成時の熱で有機汚泥b中の水分を蒸発させ、しかも前記脱硝作用によりアンモニアを分解するので、前処理をしなくても効率的に有機汚泥を最終処分できる。
請求項(抜粋):
プレヒーターにより仮焼されたセメント原料を、乾式セメントキルン内で焼成するときに発生する排ガス中のNOx低減方法において、上記プレヒーターの下部から上記乾式セメントキルンの窯尻部までの間に、アンモニアを含む有機汚泥を導入するセメントキルン排ガスのNOx低減方法。
IPC (2件):
C04B 7/44 ZAB ,  B01D 53/56
FI (2件):
C04B 7/44 ZAB ,  B01D 53/34 129 B
引用特許:
審査官引用 (3件)

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