特許
J-GLOBAL ID:200903049812372216

内燃機関の急速暖機装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-350546
公開番号(公開出願番号):特開平11-182393
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 冷間始動の際にシリンダ付近を局部的に加熱し、フリクションロスや排気組成の悪化を速やかに解消する。【解決手段】 シリンダブロック11に、シリンダを囲むように蓄熱材収容室12が形成され、酢酸ナトリウム・3水和物等からなる潜熱型蓄熱材13が充填されている。蓄熱材13は、シリンダから直接熱を受けて液相となり、潜熱を蓄える。冷間始動時には、過冷却状態となっている蓄熱材13に対し電極15の電圧印加で衝撃を与えることにより相変化を開始させ、潜熱を発生させる。蓄熱材13の温度は温度センサ14で検出され、その温度履歴から放熱が可能であるか判定される。放熱が可能で、かつ始動時の機関温度が低い場合にのみ電圧印加が行われる。熱負荷の高いシリンダヘッド18は、ウォータジャケット19を有し、冷却水の強制循環によって冷却される。
請求項(抜粋):
内燃機関の内部に潜熱型蓄熱材を収容するとともに、過冷却状態にある蓄熱材の相変化を促すための電極をこの蓄熱材内に配置し、内燃機関の始動時に電圧を印加して放熱させるようにしたことを特徴とする内燃機関の急速暖機装置。
IPC (4件):
F02N 17/06 ,  F01P 3/20 ,  F01P 11/16 ,  F28D 20/02
FI (4件):
F02N 17/06 D ,  F01P 3/20 E ,  F01P 11/16 E ,  F28D 20/00 C

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