特許
J-GLOBAL ID:200903049815205671

ハイドロダイナミック式のトルクコンバータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-157545
公開番号(公開出願番号):特開平7-146191
出願日: 1994年07月08日
公開日(公表日): 1995年06月06日
要約:
【要約】【目的】 ブリッジングクラッチの摩擦面の範囲における熱負荷を減じてブリッジングクラッチのトルク伝達能力を高めることができるハイドロダイナミック式のトルクコンバータを提供する。【構成】 半径方向内側に向かって導かれたオイル流が、オイル通路25を出た後で、少なくとも1つの案内通路18aの内部において、半径方向内側に向かって案内されるようになっており、案内通路を制限する構成部材であるリングピストン17及び支持プレート24が、オイル圧に基づいて該構成部材に作用する軸方向力に対して、次のように、すなわち両構成部材の間において閉鎖された力の伝達回路が形成されるように、相対的に軸方向において支持されている。
請求項(抜粋):
ハイドロダイナミック式のトルクコンバータであって、ケーシング内に収容されたポンプ車とタービン車と案内車と、リングピストンを備えたブリッジングクラッチとを有しており、この場合リングピストンの両側に、オイルを充填可能な室が形成されており、リングピストンが、対応摩擦面と摩擦係合させられる少なくとも1つの摩擦面を有しており、この場合摩擦面の半径方向内側において、リングピストンと対応摩擦面を有する構成部材との間に、第1の室が形成されており、摩擦面の半径方向範囲において、摩擦面を有する又は形成する構成部材のうちの少なくとも1つにオイル通路が設けられており、該オイル通路が、摩擦面の軸方向接触時にも、第2の室から該オイル通路を介して半径方向内側に向かってトルクコンバータの回転軸線の方向へのオイル流を可能にしており、オイル流がオイル通路を出た後で、少なくとも1つの案内通路の内部において、半径方向内側に向かって案内されるようになっており、この場合案内通路を制限する構成部材が、オイル圧に基づいて該構成部材に作用する軸方向力に対して、次のように、すなわち構成部材の間において閉鎖された力の伝達回路が形成されるように、相対的に軸方向において支持されていることを特徴とする、ハイドロダイナミック式のトルクコンバータ。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭58-030532
  • 特開昭62-147165
  • 特開平4-300447
審査官引用 (9件)
  • 特開昭58-030532
  • 特開昭58-030532
  • 特開昭62-147165
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