特許

J-GLOBAL ID：200903049819052403

写真感光材料用射出成形品のリサイクル方法及び写真感光材料用リサイクル部品

発明者： 鎌田 和雄
出願人/特許権者： 富士写真フイルム株式会社
代理人 (1件)： 小林 和憲
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-252632
公開番号（公開出願番号）：特開2002-072419
出願日： 2000年08月23日
公開日（公表日）： 2002年03月12日
要約：

【要約】【課題】 写真感光材料用リサイクル部品の写真性の低下を防止する。【解決手段】 レンズ付きフイルムユニットの前後カバーや本体基部等の樹脂部品は、いったん破砕され、破砕された破砕材を再ペレット化した再生樹脂ペレットを原材料の一部として射出成形により再生され、リサイクル部品として使用される。破砕材が射出成形時に、加熱溶融されると、熱可塑性樹脂が熱劣化又は変質して、リサイクル部品の性能や品質が新品と比べて低下する。また、熱可塑性樹脂が熱劣化すると、写真感光材料と化学反応を起こして写真性に悪影響を与える有害ガスをより多く発生する。この熱劣化を防止するために、酸化防止剤を、発生した有害ガスを吸着するために、カーボンブラックを添加する。これらカーボンブラック及び酸化防止剤は、熱可塑性樹脂に濃縮混合したマスターバッチ樹脂ペレットの形態で添加される。

請求項（抜粋）：

熱可塑性樹脂を射出成形して成形された使用済みの樹脂部品を破砕し、破砕された破砕材を少なくとも原材料の一部として用いて、再び射出成形してリサイクル部品を生成する写真感光材料用射出成形品のリサイクル方法において、前記熱可塑性樹脂と、添加剤として少なくともカーボンブラック及び酸化防止剤とを濃縮混合して押し出し成形により樹脂ペレット化したマスターバッチ樹脂ペレットを生成し、このマスターバッチ樹脂ペレットを、前記破砕材とともに前記原材料の一部として加えて、射出成形することを特徴とする写真感光材料用射出成形品のリサイクル方法。

IPC (10件)：

G03C 3/00 590 ,  G03C 3/00 ,  G03C 3/00 560 ,  G03C 3/00 566 ,  B29B 17/00 ,  B29C 45/00 ,  C08J 3/22 CER ,  C08K 3/04 ,  C08K 5/00 ,  C08L101/00

FI (12件)：

G03C 3/00 590 E ,  G03C 3/00 590 F ,  G03C 3/00 590 K ,  G03C 3/00 560 L ,  G03C 3/00 560 N ,  G03C 3/00 566 P ,  B29B 17/00 ,  B29C 45/00 ,  C08J 3/22 CER ,  C08K 3/04 ,  C08K 5/00 ,  C08L101/00

Fターム (37件)：

4F070AA11 ,  4F070AA12 ,  4F070AA18 ,  4F070AC04 ,  4F070AC37 ,  4F070AC46 ,  4F070AC49 ,  4F070AC55 ,  4F070AE03 ,  4F070AE04 ,  4F070FB03 ,  4F070FB04 ,  4F206AB06 ,  4F206AB18 ,  4F206AH73 ,  4F206JA07 ,  4F206JF02 ,  4F206JF51 ,  4F301AA12 ,  4F301AA15 ,  4F301AB01 ,  4F301AB02 ,  4F301AB03 ,  4F301BF12 ,  4F301BF16 ,  4F301BF32 ,  4J002AA011 ,  4J002DA036 ,  4J002EJ037 ,  4J002EJ047 ,  4J002EJ067 ,  4J002EN067 ,  4J002EU117 ,  4J002EV127 ,  4J002EW067 ,  4J002FD077 ,  4J002FD096

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 写真感光材料用包装材料及びその製造方法並びに写真感光材料包装体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-081386   出願人：富士写真フイルム株式会社