特許
J-GLOBAL ID:200903049836796424
エ-テルエステル末端構造を有するジエステル複合エステル並びにポリエステル
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐々井 克郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-348413
公開番号(公開出願番号):特開平5-155809
出願日: 1991年12月05日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、高分子量低揮発性で、末端にエ-テルエステル構造を有する主としてポリ塩化ビニールの可塑剤または潤滑油用途を有する化合物の製造方法の提供である。【構成】 ジカルボン酸とジオ-ルの混合物に、当量のエチレン、ジエチレン、又はトリエチレングリコ-ルのモノアルキルまたはベンジルエ-テルを加え、アルコキシチタンまたはアルコキシチタンより作られる固体ポリチタン酸触媒の存在下で脱水エステル化反応を行い、必要に応じて当量の一官能性アルコ-ルを加えて脱水エステル化反応を行い、必要に応じて最後には酸価に見合う過剰分の一官能性アルコ-ルを加えることからなる。
請求項(抜粋):
式HOOCACOOH〔式中Aは(C2〜C4)アルキレン基又は芳香族ジカルボン酸残基である〕のジカルボン酸の1種以上と式HOXOH〔式中Xは直鎖又は分枝鎖アルキレン基、又はジエチレングリコ-ル、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコールからなる群から選ばれるグリコ-ルの残基、又はチオジエタノ-ル残基である〕のジオ-ルの1種以上との混合物に、当量の式R1(OCH2CH2)nOH〔式中nは1〜3であり、R1はC1〜C10アルキル基及びベンジル基からなる群から選択される〕のエチレングリコ-ル、ジエチレングリコール或はトリエチレングリコ-ルのモノアルキルまたはベンジルエ-テルの1種以上を加え、アルコキシチタンまたはアルコキシチタンより作られる固体ポリチタン酸触媒の存在下で脱水エステル化反応を行い、必要に応じて当量の式R3OH〔式中R3はC1〜C8アルキル又はベンジルである〕の一官能性アルコ-ルを加えて脱水エステル化反応を行い、必要に応じて最後には酸価に見合う過剰分の式R3OH の一官能性アルコ-ルを加えて充分酸価を下げてエステル化反応を行うことからなる、分子量分布のコントロールされた、アルキルオキシポリエチレングリコ-ルの末端エステルを有する、一般式R1(OCH2CH2)nO(COACOOXO)mCOACO(OCH2CH2)kOR2〔式中mは0〜13、kは0〜3であり、R1、n、A及びXは上に定義の通りであり、R2はC1〜C10アルキル基及びベンジル基からなる群から選択される〕を有するエステル類、複合エステル類またはポリエステル類を製造する方法。
IPC (9件):
C07C 69/34
, B01J 31/12
, C07C 67/08
, C07C 69/76
, C08G 63/66 NNG
, C08K 5/10 KGY
, C08L 27/06 LFK
, C10M105/42
, C07B 61/00 300
前のページに戻る