特許
J-GLOBAL ID:200903049837141944

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-009661
公開番号(公開出願番号):特開2000-203246
出願日: 1999年01月18日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】 エバポレータ8およびヒータコア9を略水平に配置し、ヒータコア9への温水流量を制御して送風空気の温度を調整する車両用空調装置において、車室内吹出空気温度のばらつきを低減する。【解決手段】 ヒータコア9の2つのコア部91、92を空気流れ方向に対して直列に配置し、温水が第1コア部91を通過した後Uターンして、第2コア部に92に流れるようにしている。これによれば、温水が第1コア部91と第2コア部92とで逆向きに流れ、コア部91、92の表面温度の最も高い部分(入口タンク94側)と最も低い部分(出口タンク95側)が、空気流れ方向に対して直列な位置関係になり、2つのコア部91、92による送風空気の加熱量が、送風空気の通過位置にかかわらず略均一化され、ひいてはヒータコア9を通過直後の空気の温度分布が略均一化される。
請求項(抜粋):
空調空気を送風する送風機(4)と、略水平に配置され、前記送風機(4)により送風される送風空気を冷却する冷却用熱交換器(8)と、この冷却用熱交換器(8)の上方において略水平に配置され、内部に設けた流体通路を流れる加熱用流体との熱交換により、前記冷却用熱交換器(8)を通過した前記送風空気を加熱する加熱用熱交換器(9)と、前記加熱用流体の流量を制御して、前記送風空気の温度を調整する温度調整手段(11)とを備える車両用空調装置において、前記加熱用熱交換器(9)は、前記流体通路を有する2つのコア部(91、92)が空気流れ方向に対して直列に配置され、この2つのコア部(91、92)のうち一方のコア部(91)の一端側から流入する前記加熱用流体が、前記2つのコア部(91、92)の他端側でUターンした後、他方のコア部(92)の一端側に向かって流れることを特徴とする車両用空調装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 光ピックアップ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-255040   出願人:株式会社リコー

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