特許
J-GLOBAL ID:200903049848180070

光ファイバ磁気センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 絹谷 信雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-120933
公開番号(公開出願番号):特開平11-316268
出願日: 1998年04月30日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】 良好な周波数応答性と感度を有し、温度・振動等の耐環境性に優れ、信頼性の高い光ファイバ磁気センサを提供する。【解決手段】 金属被覆光ファイバ13の曲線部では直線部と比較して応力が極めて大きい。殆ど剛体とみなせる光ファイバ自体が媒質となって伝搬する音波の縦波によって金属被覆光ファイバ13の曲線部が共振する。このため、従来の直線状センサと同程度の寸法でもはるかに高い共振周波数を得ることができるので、測定範囲が広がるのである。すなわち測定範囲に応じた高い周波数の交流電流を、交流電源15と、導線16と、金属被覆光ファイバ13とで構成された閉回路に流すことにより実現できる。また、共振周波数が応力の大きさによって決定するため、同一光ファイバを用いた場合、曲げ半径を小さくすると共振周波数が高くなり、周波数応答性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
光ファイバに金属が被覆された金属被覆光ファイバと、該金属被覆光ファイバの金属被覆に交流電流を通電する交流電源と、外部磁束との相互作用によって上記光ファイバの長手方向に生じた伸縮或いは径方向に生じた側圧変化による光路差変化を光の強弱信号として検出する光学干渉計とを備えた光ファイバ磁気センサにおいて、上記金属被覆光ファイバを、外部磁束を検出する磁気検出部が力学的に略剛体とみなせるほど光ファイバの曲げ応力が十分に大きくなるような一定半径を保つように円形状または螺旋状に形成すると共に、その円または螺旋の半径と光ファイバの構造とで磁気検出部の機械的共振周波数を決定し、かつその円形状または螺旋形状が間隔、規則性及び固定方法に依存しないように固定したことを特徴とする光ファイバ磁気センサ。
IPC (3件):
G01R 33/028 ,  G01N 27/72 ,  G01R 33/032
FI (3件):
G01R 33/028 ,  G01N 27/72 ,  G01R 33/032

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