特許
J-GLOBAL ID:200903049848710517

冷間鍛造用マルテンサイト系ステンレス鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-250511
公開番号(公開出願番号):特開平5-059430
出願日: 1991年09月02日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【構成】 重量比にしてC:0.40超〜1.20% 、Si:1.00%以下、Mn:1.00%以下、S:0.015%以下、Cr:12.0 〜18.0% を含有し、さらに必要に応じてMo:0.05 〜1.50% 、Ti:0.01 〜0.20% 、V:0.01〜0.20% 、Nb:0.01 〜0.20% のうち1種または2種以上を含有し、残部がFeならびに不純物元素からなる鋼を、 800〜 950°Cの温度に加熱し、2〜16時間保持した後、5〜50°C/hr の速度で 600°C〜Ar1 変態点の温度まで冷却するという熱処理を2回以上繰返し施すことを特徴とする冷間鍛造用マルテンサイト系ステンレス鋼の製造方法。【効果】 Ar1 変態点の上下で加熱冷却を2回以上繰返し施すという新しい熱処理により、SUS440A 、SUS440B 、SUS440C の焼鈍後の引張強さをJIS に規定された熱処理を施した場合に比べ10kgf/mm2 程度低下させた。その結果, 通常では実質不可能な冷間鍛造による部品成形が可能になった。
請求項(抜粋):
重量比にしてC:0.40超〜1.20% 、Si:1.00%以下、Mn:1.00%以下、S:0.015%以下、Cr:12.0 〜18.0% を含有し、残部がFeならびに不純物元素からなる鋼を、 800〜 950°Cの温度に加熱し、2〜16時間保持した後、5〜50°C/hr の速度で 600°C〜Ar1 変態点の温度まで冷却するという熱処理を2回以上繰返し施すことを特徴とする冷間鍛造用マルテンサイト系ステンレス鋼の製造方法。
IPC (4件):
C21D 6/00 102 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/18 ,  C22C 38/28

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