特許
J-GLOBAL ID:200903049853117204

走査線補間装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-014602
公開番号(公開出願番号):特開平6-046407
出願日: 1992年01月30日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】 本発明は走査線補間装置に関するもので、着目ブロックの動きベクトルを隣接ブロックの動きベクトルと比較した結果と、着目ブロック内のエッジの有無から、動きベクトルが正確に検出されたかを判定することにより、特に目につき易いエッジ部分において画質劣化の少ない走査線補間を実現する。【構成】 検出された動きベクトルが正確であるかを、動きベクトル検出回路104と、エッジ検出回路110の出力信号から判定回路107が判定し、その判定結果によってフィールド間補間信号とフィールド内補間信号を混合して補間信号を求める。この補間信号を現フィールドの走査線間に補間することにより、ノンインタレース信号が得られる。
請求項(抜粋):
現フィールドの1フィールド前、及び1フィールド後の画像信号から、ブロック単位で、フレーム間動きベクトルを検出する動きベクトル検出回路と、現フィールドの画像信号から、上記動きベクトル検出に用いたブロックと同じブロック単位で、画像のエッジの有無を検出するエッジ検出回路と、各ブロックで検出された動きベクトルと当該ブロックに隣接する各ブロックで検出された動きベクトルとの差分値を求め、当該ブロックのエッジの有無によって定めた閾値と上記差分値を比較することにより、各ブロックで検出された動きベクトルが当該ブロックに隣接する各ブロックで検出された動きベクトルと何個一致しているかを判定する判定回路と、前フィールドの画像信号を上記フレーム間動きベクトルの1/2平行移動させることによって求めたフィールド間補間信号、及び現フィールドの画像信号から現フィールドの走査線間の信号を求めたフィールド内補間信号を混合する混合比を、上記判定回路により各ブロックで検出された動きベクトルが当該ブロックに隣接する各ブロックで検出された動きベクトルと一致すると判定された個数によって変化させ、その混合した補間信号を出力する混合回路と、上記フィールド内補間信号とフィールド間補間信号を混合した補間信号、及び現フィールドの画像信号から、ノンインターレース走査された画像信号を出力するノンインターレース信号出力回路とを備えることを特徴とする走査線補間装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-023789
  • 特開平1-229580

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