特許
J-GLOBAL ID:200903049857428069

凍結制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-211933
公開番号(公開出願番号):特開平8-054170
出願日: 1994年08月11日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】 凍結庫における被凍結物10の格納時期を的確に判定し、被凍結物10を設定温度に維持する通常モードと急速に冷却する急冷モードとの冷凍機12における切り換えが、確実に行える様にする。【構成】 被凍結物10を収納する本体ケース18の庫内11に温度センサ20を備え、庫内温度の変化に対応した信号S1を出力可能とする一方、庫内11に冷気を送る冷凍機12のオン時間に対応した信号S2を取り出し、ファジイ演算部15における入力データとする。ファジイ演算部15では、入力データのメンバシップ関数や適用するルール表を予め制御条件として設定しておき、冷凍機12の連続運転時間がこの条件に従って上昇すると急冷モードへの切り換え時期を判定し、逆に下降すると通常モードへの切り換え時期を判定する。
請求項(抜粋):
被凍結物(10)を収納する庫内(11)を冷却する冷凍機(12)の動作モードを、庫内(11)を所定の設定温度Tsに維持する通常モードと、庫内(11)を前記設定温度Tsより十分に低い温度に向けて急速に冷却する急冷モードとに切り換え可能とする凍結制御装置であって、庫内(11)の冷気温度を検出する庫内温度検知部(13)と、上記冷凍機(12)の運転時間を検出する運転時間検知部(14)と、上記した両検知部(13)(14)から出力される検出値を入力データとし、予め設定しておいた条件に従ったファジイ論理演算動作を可能とするファジイ演算部(15)と、該ファジイ演算部(15)からの出力データに基づいて、上記通常モードと急冷モードとを択一的に切り換え可能とする制御部(16)とを備え、上記ファジイ演算部(15)は、上記冷凍機(12)の連続運転時間が、上記した条件に従って上昇すると、通常モードから急冷モードへの切り換えを判定する一方、上記した条件に従って下降すると、急冷モードから通常モードへの切り換えを判定することを特徴とする凍結制御装置。
IPC (4件):
F25D 13/00 ,  G05D 23/19 ,  A23L 3/36 ,  G05B 13/02

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