特許
J-GLOBAL ID:200903049858334190

タンパーエビデント特性を有する合成樹脂製容器蓋

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小野 尚純
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-174301
公開番号(公開出願番号):特開平11-020845
出願日: 1997年06月30日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 蓋本体(4)と中栓(6)とから成る容器蓋(2)を改良して、容器の口頸部(60)から蓋本体(6)を離脱せしめると中栓(6)もこれに付随して充分確実に口頸部860)から離脱されるようになす。【解決手段】 蓋本体(4)のスカート壁(10)における主部(14)の内周面には、雌螺条(28)の上端に近接した或いはこれに接続された片端から水平に延びる弧状係合突条(32)が形成されている。中栓(6)の頂面壁(40)における張出周縁領域(46)の突出部(54)には下方に膨出せしめられた膨出突条(56)が形成されている。
請求項(抜粋):
略円筒形の口頸部を有し、該口頸部の外周面には雄螺条と該雄螺条の下方に位置する被係止手段とが配設されている容器に適用される、タンパーエビデント特性を有する合成樹脂製容器蓋にして、合成樹脂製蓋本体と、該蓋本体内に組み込まれる合成樹脂製中栓とから構成され、該蓋本体は、天面壁と、該天面壁の周縁から垂下する略円筒形のスカート壁とを有し、該スカート壁には周方向に延びる破断可能ラインが形成されており、該スカート壁は該破断可能ラインよりも上方の主部と該破断可能ラインよりも下方のタンパーエビデント裾部とに区画されており、該主部の内周面には該口頸部の該雄螺条に螺合せしめられる雌螺条が形成されており、該タンパーエビデント裾部には半径方向内方に突出して該口頸部の該被係止手段に係止せしめられる係止手段が形成されており、該中栓は該蓋本体の該天面壁の内面に沿って延在せしめられる円形頂面壁と、該頂面壁から垂下する略円筒形の密封壁とを有し、該頂面壁は中央領域と張出周縁領域とを有し、該密封壁は該頂面壁の該中央領域と該張出周縁領域との境界から垂下し、該口頸部の内周面に密接せしめられ、該頂面壁の該張出周縁領域は該口頸部の頂面に密接せしめられる密接部と該口頸部を越えて半径方向外方に突出する突出部とを有し、該突出部の下面には該密接部の下面を越えて下方に膨出せしめられた膨出突条が形成されている、ことを特徴とする合成樹脂製容器蓋。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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