特許
J-GLOBAL ID:200903049861492499

無線基地局間同期方法および移動通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-297963
公開番号(公開出願番号):特開平7-154849
出願日: 1993年11月29日
公開日(公表日): 1995年06月16日
要約:
【要約】【目的】 複数の無線基地局間の無線フレームの同期確立を短時間に行う。【構成】 移動機50-1が、無線基地局10-2と隣接する無線基地局10-1と通信しているとき、無線基地局10-2は移動機50-1からの送信信号を受信し、受信信号の遅延量d1を遅延検出回路で測定する。同様に、無線基地局10-(n-1)が移動機50-(n-1)と通信している時、無線基地局10-nは移動機50-(n-1)からの送信信号を受信し、受信信号の遅延量d(n-1)を測定する。得られた前記遅延量をもとにして遅延量演算回路15により遅延量設定値を演算し、時計16があらかじめ定められた時間になった時、無線基地局10-2に対してはd1の遅延量が、無線基地局10-3に対しては(d1-d2)の遅延量が、無線基地局10-nに対しては(d1-d2-・・・d(n-1))が遅延量設定信号送出回路15より送出される。
請求項(抜粋):
複数の無線基地局と、これらの無線基地局とそれぞれ通信回線を介して接続される無線交換局と、これら無線基地局の無線サービスエリア内で時分割多重無線回線を介して通信を行う複数の移動機とで構成される移動通信方式において、無線基地局は隣接する無線基地局と通信を行っている移動機からの信号を受信し、受信信号の遅延量を測定し、このようにして隣接する無線基地局間で得られた遅延量から基準となる無線基地局への相対遅延量差を求め、この相対遅延量差を各無線基地局に対する遅延量設定値とし、前記無線交換局は、あらかじめ定められた時間になると、各無線基地局へほぼ同時に無線基地局間の同期調整のための遅延時間信号として前記遅延量設定値を送出する無線基地局間同期方法。

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