特許
J-GLOBAL ID:200903049867470098

免疫反応測定キット及びそれを用いた免疫反応測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  坂口 智康 ,  内藤 浩樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-175469
公開番号(公開出願番号):特開2004-020369
出願日: 2002年06月17日
公開日(公表日): 2004年01月22日
要約:
【課題】抗原過剰領域で生じる地帯現象を緩和することができる免疫反応測定キット及びそれを用いた免疫反応測定方法を提供する。【解決手段】液体試料が展開される展開部、及び被測定物質に対する特異結合物質が固定化された固定化部を備えた測定装置と、特異結合物質に標識物質を結合させたトレーサーを含む試薬と、トリカルボン酸またはトリカルボン酸の塩を含む試薬とを備え、液体試料、トレーサー含有試薬及び酸含有試薬を混合して得られた混合液のpH及び混合液が固定化部に到達したときの混合液のpHが酸性に設定された、液体試料中の被測定物質を測定する免疫反応測定キット。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
液体試料中に含まれる被測定物質である抗原もしくは抗体を定性または定量測定するキットであって、前記液体試料が展開される展開部、及び少なくとも前記展開部の一部に設けられ、被測定物質である抗原または抗体に対して特異的に結合する特異結合物質である抗体または抗原が固定化された固定化部を備えた測定装置と、前記被測定物質に対して特異的に結合する特異結合物質である抗体または抗原に標識物質を結合させたトレーサーを含むトレーサー含有試薬と、トリカルボン酸またはトリカルボン酸の塩を含む酸含有試薬とを備え、前記液体試料、前記トレーサー含有試薬及び前記酸含有試薬を混合することにより得られた混合液のpH、及び前記混合液を前記測定装置の前記展開部に展開し、前記混合液が前記固定化部に到達したときの前記混合液のpHが酸性になるように設定されたことを特徴とする免疫反応測定キット。
IPC (2件):
G01N33/543 ,  G01N33/53
FI (3件):
G01N33/543 521 ,  G01N33/543 561 ,  G01N33/53 X

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