特許
J-GLOBAL ID:200903049868784428

ドームの構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾股 行雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-000812
公開番号(公開出願番号):特開平7-207760
出願日: 1994年01月10日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 構造用集成材や鉄骨などを構造部材としたドームの構築に際して、危険な高所作業を排除する。【構成】 頂部トラス1と4個の裾部トラス2A、2B、2C、2Dを地面3上に設置した後、その上側に不透気性の保護膜5を被覆して緊結する(図1(a))。次いで、保護膜5の下側からエア6を供給して頂部トラス1を持ち上げ、頂部トラス1の下弦材と最内周の裾部トラス2Aの上弦材とを相互に緊結する(図1(b))。以下同様にして、球面状のドームを建て上げる(図1(d))。【効果】 安全な低所(地上)作業のみでドームの建て上げが完了するので、高所作業に伴なう危険がなくなると同時に、組み付け精度が高まる。
請求項(抜粋):
球面状に組み立てられた頂部トラス(1)を基盤面(3)上に設置すると共に、円錐リング状に組み立てられた複数個の裾部トラス(2A、2B、2C、2D)を前記頂部トラスの周囲に同心円状に設置して基盤面に固定し、その状態で、前記頂部トラス及び前記裾部トラスの上側に不透気性の保護膜(5)を被覆して緊結し、次いで、前記保護膜の下側からエア(6)を供給して前記頂部トラスを持ち上げ、前記頂部トラスが所定の高さに達したところで、該頂部トラスの下弦材と最内周の裾部トラス(2A)の上弦材とを相互に緊結し、その後、最内周の裾部トラスの基盤面に対する固定状態を解除し、その状態で、前記保護膜の下側からエアを供給して前記頂部トラス及び最内周の裾部トラスを持ち上げ、最内周の裾部トラスが所定の高さに達したところで、該裾部トラスの下弦材とその直ぐ外側の裾部トラス(2B)の上弦材とを相互に緊結し、その後、最外周の裾部トラス(2D)の上弦材とその直ぐ内側の裾部トラス(2C)の下弦材との緊結が終了するまで同様な作業を繰返し行なうようにして構成したドームの構築方法。
IPC (2件):
E04B 1/32 102 ,  E04G 21/14

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