特許
J-GLOBAL ID:200903049870763489

重量物運搬用電動キャスター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原田 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-343138
公開番号(公開出願番号):特開2001-158205
出願日: 1999年12月02日
公開日(公表日): 2001年06月12日
要約:
【要約】【課題】 旋回・進退で重量性のある被搬送物を自由に移動でき、駆動源を停止したときでも、駆動ローラがフリー回転して手動等で移動できるようにする。【解決手段】 駆動ローラ31を支承したフレーム1の内部に装架配装した駆動源21に連繋した駆動傘歯車43、フリー回転する自由傘歯車44夫々を対向配置し、駆動傘歯車43、自由傘歯車44夫々を直角方向から挟み込むように両側から右側傘歯車45A、左側傘歯車45Bを相互に逆回転可能に噛合配置する。右側傘歯車45Aは右側シャフト46Aにフリーに支承し、左側傘歯車45Bは左側シャフト46Bに固定して作動切替機構41を構成すると共に、右側シャフト46Aに沿ってクラッチ52をスライド可能にしたクラッチ機構51を設ける。左側傘歯車45Bに接続したクラッチ52で左右のシャフト46A,46Bを同方向に回転して進退させ、右側傘歯車45Aに接続したクラッチ52で左右のシャフト46A,46Bを互いに逆方向に回転して旋回させる。
請求項(抜粋):
駆動ローラを支承したフレームの内部に装架配装した駆動源と、駆動源の駆動力を減速させる減速機構と、駆動源に連繋した駆動傘歯車、フリー回転する自由傘歯車夫々を対向配置させ、駆動傘歯車、自由傘歯車夫々を直角方向から挟み込むように両側から右側傘歯車、左側傘歯車を噛合させ、右側傘歯車、左側傘歯車夫々を右側シャフトおよび右側ホローシャフト、左側シャフトおよび左側ホローシャフトを介して左右の駆動ローラに夫々連繋させた作動切替機構と、右側(左側)シャフトを右側傘歯車または左側傘歯車のいずれかに接続させ、フレームの進退動作・旋回動作を選択させるようクラッチを右側(左側)シャフトに沿ってスライド可能にさせたクラッチ機構とから成り、クラッチ機構のクラッチを左側(右側)傘歯車に接続させた状態では右側(左側)シャフトに対して右側(左側)傘歯車がフリー回転することとなって駆動源の駆動力により右側シャフトと左側シャフトとが一体化して駆動ローラを回転させてフレームを前後に進退動作させる状態とし、クラッチ機構のクラッチを右側(左側)傘歯車に接続させた状態ではクラッチを介して右側(左側)シャフトと右側(左側)傘歯車とが連繋することとなって、駆動源の駆動力により回転する駆動傘歯車と、フリー回転する自由傘歯車とにより右側傘歯車と左側傘歯車とが互いに逆方向に回転することで駆動ローラを逆方向に回転させてフレームを左右に旋回動作させる状態としたことを特徴とする重量物運搬用電動キャスター。

前のページに戻る