特許
J-GLOBAL ID:200903049887560077

球形支承軸部を備えた差動小歯車を有する差動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-032940
公開番号(公開出願番号):特開平9-032907
出願日: 1996年01月26日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【課題】 球形支承軸部を備えた差動小歯車及びかかる差動小歯車を有する差動装置を、細長構造様式の差動小歯車の場合でも短時間のピーク負荷に破損することなく耐えるようにする。【解決手段】 歯車箱内で回転可能に支承された差動ケース(11)を含み、このケース内に2個の同軸な差動横歯車(21,22)と2組の軸平行な差動小歯車(25,32)が受容されており、各差動横歯車が一方の組の差動小歯車に噛み合い、一方の組の各差動小歯車が他方の組の差動小歯車の少なくとも1個に噛み合い、差動小歯車がそれぞれ1つの歯列部分(26,33)とこれに両側で続く支承軸部(27,29,34,36)とを有し、これらの支承軸部が差動ケースの支承穴(30,31,37,38)のなかで支承されており、前記支承軸部の支承面が連続的に湾曲して樽状に構成されている。
請求項(抜粋):
歯車箱内で回転可能に支承された差動ケース(11)を含み、このケース内に2個の同軸な差動横歯車(21, 22)と2組の軸平行な差動小歯車(25, 32)が受容されており、各差動横歯車(21, 22)が一方の組の差動小歯車(25, 32)に噛み合い、一方の組の各差動小歯車が他方の組の差動小歯車の少なくとも1個に噛み合い、差動小歯車(25, 32)がそれぞれ1つの歯列部分(26, 33)とこれに両側で続く支承軸部(27,29,34,36) とを有し、これらの支承軸部が差動ケース(11)の支承穴(30,31,37,38) のなかで支承されている差動装置において、支承軸部(27,29,34,36) の支承面が連続的に湾曲して樽状に構成されていることを特徴とする差動装置。

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