特許
J-GLOBAL ID:200903049889579328

電動式射出成形機における過負荷回避方法および電動式射出成形機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笠井 美孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-219947
公開番号(公開出願番号):特開2001-038787
出願日: 1999年08月03日
公開日(公表日): 2001年02月13日
要約:
【要約】【課題】 電動式射出成形機において、成形サイクルへの悪影響を可及的に回避しつつ、電動モータやそのドライバにおける熱的過負荷状態の発生を有利に回避することの出来る、新規な方法を提供すること。【解決手段】 電動モータやドライバの熱的負荷値が、即時電流停止レベルに達する手前の基準値に達した時点で、下記(イ),(ロ),(ハ)の少なくとも何れか一つの過負荷回避作動を実施する。(イ)成形材料の計量開始前なら計量工程を省略して、計量中なら直ちに計量工程を中止して、計量後なら次の計量工程を省略して、現成形サイクルを完了すると共に、加熱筒内に成形材料が残留していればそれを型外に排出し、更に成形型を型閉じ状態とした後に、成形サイクルを中断する第一の過負荷回避作動。(ロ)型閉じ速度および型開き速度の少なくとも一方を低下させる第二の過負荷回避作動。(ハ)型閉じ完了から成形材料の射出開始までの遅れ時間を増加させる第三の過負荷回避作動。
請求項(抜粋):
射出装置による成形材料の計量,射出,保圧等を少なくとも一つの電動モータを用いて行なうようにした電動式射出成形機において、該電動モータ及び/又はそのドライバにおける熱的負荷値を、少なくとも成形サイクルよりも短い時間間隔で求めて、かかる熱的負荷値が、即時電流停止レベルよりも小さい値で予め設定された基準値を越えた場合に、下記の第一,第二及び第三の過負荷回避作動の少なくとも一つを実行することを特徴とする電動式射出成形機における過負荷回避方法。前記射出装置による次成形用の成形材料の計量開始前に、前記熱的負荷値が前記基準値を越えた場合には、かかる次成形用の成形材料の計量工程を省略して現成形サイクルを完了し、更に型閉じした後に成形サイクルを中断する一方、射出装置による次成形用の成形材料の計量中に熱的負荷値が基準値を越えた場合には、かかる次成形用の成形材料の計量を中止して、また、射出装置による次成形用の成形材料の計量後に熱的負荷値が基準値を越えた場合には、そのまま、現成形サイクルを完了し、更に型閉じすると共に、計量した成形材料を型外へ排出した後に成形サイクルを中断する第一の過負荷回避作動。型閉じ速度および型開き速度の少なくとも一方を低下させる第二の過負荷回避作動。型閉じ完了から成形材料の射出開始までの遅れ時間を増加させる第三の過負荷回避作動。
IPC (2件):
B29C 45/78 ,  B29C 45/84
FI (2件):
B29C 45/78 ,  B29C 45/84
Fターム (16件):
4F206AM08 ,  4F206AM09 ,  4F206AM19 ,  4F206AR08 ,  4F206AR11 ,  4F206AR16 ,  4F206JA07 ,  4F206JL02 ,  4F206JM01 ,  4F206JM02 ,  4F206JM04 ,  4F206JM05 ,  4F206JP15 ,  4F206JT01 ,  4F206JT05 ,  4F206JT32

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