特許
J-GLOBAL ID:200903049901036211

噛み合い機構、噛み合い機構を備えた装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-179492
公開番号(公開出願番号):特開平11-023937
出願日: 1997年07月04日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 部分的に回転のみ可能である噛み合い機構を提供する。【解決手段】 固定筒20の内周面に設けたヘリコイドねじ山1のねじ溝1xに、回転筒30の外周面に設けたヘリコイドねじ山2が嵌まり込む。固定筒20の軸方向所定位範囲において各ヘリコイドねじ山1の周方向同じ側の側面1dを切り欠き、ねじ溝1yを広くする。回転筒30が固定筒20に対して回転し、ヘリコイドねじ山2がヘリコイドねじ山1に沿って移動し、広げられたねじ溝1yに達すると、ヘリコイドねじ山1,2同士が当接しなくなり、回転筒30は固定筒20に対して軸方向に移動することなく回転のみ可能となる。
請求項(抜粋):
内筒の外周面に設けた螺旋状のヘリコイドねじ山と外筒の内周面に設けた螺旋状のヘリコイドねじ山とが噛み合う噛み合い機構において、いずれか一方の筒の全てのヘリコイドねじ山について、その筒の軸方向所定範囲において、各ヘリコイドねじ山の周方向同じ側の側面を切り欠くことによって隣接するヘリコイドねじ山の対向する側面間の周方向間隔を広くした広間隔部を形成し、該広間隔部におけるヘリコイドねじ山の側面間に、いずれか他方の筒のヘリコイドねじ山の側面の全部分が位置するとき、上記他方の筒のヘリコイドねじ山が上記一方の筒のヘリコイドねじ山の切り欠かれた側面に向けて周方向にのみ移動して、上記他方の筒が上記一方の筒に対して軸方向に移動することなく回転するよう構成されたことを特徴とする、噛み合い機構。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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