特許
J-GLOBAL ID:200903049901340719

錐体状骨組構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-219547
公開番号(公開出願番号):特開2003-027594
出願日: 2001年07月19日
公開日(公表日): 2003年01月29日
要約:
【要約】【課題】錐体状骨組構造物において、少ない数の補強部材により構造物の変位を抑制でき、さらに、構造物の外周部に欠落部がある場合や構造物の外周部が閉じられていない場合にも、構造物の変位を抑制できるようにする。【解決手段】上下の外側上弦材2と外側下弦材3を束材6とラチス材7で連結すると共に、内側上弦材(上段の外側下弦材3)と外側上弦材2を繋ぎ材8とブレース材9で連結してなる単位トラス構造体1を、規模の大きいものから規模の小さいものへと順次上方に積み重ねて構成される錐体状骨組構造物において、下段の構造体1における外側下弦材3の節点aと、上段の構造体1における外側下弦材の前記下段の節点に対して構造体周方向に1つずれた位置の節点aとを、平面視で傾斜する補強材12により、連続的にまたは断続的に連結し、必要箇所に配置した補強材12で鉛直荷重によるせん断力に対して抵抗させる。
請求項(抜粋):
上下に距離を隔てて配置される外側上弦材と外側下弦材を束材またはラチス材で連結すると共に、外側上弦材から内側に距離を隔てて配置される内側上弦材と外側上弦材を繋ぎ材またはブレース材で連結してなる構造体を、規模の大きいものから規模の小さいものへと順次上方に積み重ねて構成される錐体状骨組構造物において、下段の構造体における外側下弦材の節点と、上段の構造体における外側下弦材の前記下段の節点に対して構造体周方向にずれた位置の節点とを、平面視で傾斜する補強材により、連続的にまたは断続的に連結して構成されていることを特徴とする錐体状骨組構造物。

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