特許
J-GLOBAL ID:200903049908616990

パイプ用輪切り切断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金本 哲男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-145235
公開番号(公開出願番号):特開平8-318496
出願日: 1995年05月19日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【目的】 内部にケーブルを収蔵しているパイプを輪切り切断する際、ケーブルの損傷を防止し、しかも極めて狭隘な場所でも切断作業を可能にする。【構成】 電気ドリル52によって回転する連結シャフト57を被う略筒状のシャフトカバー56を、ギヤケース61の外周廻りに回動自在とする。相互に逆回転するエンドミル71、76を回転自在に保持したストッパ部材72、75をギヤケースに取り付ける。目的パイプ内に装置を入れ、ストッパ部材72、75をパイプ内壁に当接させながら、エンドミル71、76を周方向に押し下げると、パイプは輪切り切断される。エンドミル71、76は相互に逆回転するので、装置が振られずまっすぐ周方向に切断でき、一連の作業も全てパイプの上方からなしえる。
請求項(抜粋):
パイプを輪切り切断する際に用いる装置であって、駆動源を保持するホルダと、前記駆動源によって回転する駆動軸を被う略筒状のシャフトカバーと、前記シャフトカバーの先端部にシャフトカバーと直角に位置する略筒状のギヤケースとを備え、前記シャフトカバー及び駆動軸は、ギヤケースの外周まわりに回動自在となるように構成され、前記ギヤケース内には、前記駆動軸の回転を穿孔部材に伝達するギヤ機構が収納され、前記ギヤケースにはパイプ内壁と当接するストッパ部材が設けられ、前記穿孔部材はその先端部がストッパ部材よりも外方に突出するようにギヤケースから突出し、前記穿孔部材の径よりも幅狭のガイド片が、穿孔部材とシャフトカバーとを結ぶ直線上に位置してかつストッパ部材よりも外方に突出するようにストッパ部材に設けられ、さらに穿孔部材のストッパ部材からの突出長は、パイプ壁の厚さよりも長くなるように設定されたことを特徴とする、パイプ用輪切り切断装置。

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