特許
J-GLOBAL ID:200903049909861750
冷媒凝縮器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡辺 昇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-185250
公開番号(公開出願番号):特開2001-012823
出願日: 1999年06月30日
公開日(公表日): 2001年01月19日
要約:
【要約】【課題】 凝縮効率,過冷却効率の良い冷媒凝縮器を提供する。【解決手段】 冷媒凝縮器は、平行をなす多数のチューブ11を含むコア部10と、このコア10の両側に取り付けられたヘッダ20,30と、ヘッダ20に取り付けられたタンク50とを備えている。コア部10は、上から順に第2凝縮部10a,第1凝縮部10b,過冷却部10cを有している。ヘッダ20の中間室25bに流入した気相冷媒は、第1凝縮部10bを通過する過程で冷却されて気液混合相となり、ヘッダ30の中間室35bに吹き出し、連通路58を通ってタンク50の気液分離室54に入る。ここで分離された気相冷媒は、連絡パイプ55を経、ヘッダ30の上部室30aを経て、第2凝縮部10aで凝縮されて液相となる。気液分離室54で分離された液相冷媒は、連通路59を経、ヘッダ30の下部室35cを経て、過冷却部10cで過冷却される。
請求項(抜粋):
平行に並べられた複数のチューブを含むコア部と、このコア部の両側に取り付けられた中空をなす第1,第2のヘッダとを備え、これらヘッダの内部空間が複数の仕切室を有し、気相の冷媒をこれらヘッダの仕切室を介してチューブに順次流通させることにより、冷却,凝縮させるようにした冷媒凝縮器において、上記コア部は、上記チューブを含む複数の領域を有し、これら領域がそれぞれ第1,第2凝縮部と過冷却部として提供され、上記第1ヘッダには気液分離室を有するタンクが取り付けられ、この第1ヘッダは、上記第1凝縮部の下流端に連なる第1仕切室と、第2凝縮部の上流端に連なる第2仕切室とを有し、上記気液分離室の下部は、第1連通路を介して上記第1仕切室に連なるとともに、この第1仕切室を介して上記第1凝縮部の下流端に連なり、これにより、第1凝縮部からの気液混合相の冷媒が気液分離室に供給され、上記気液分離室の上部は、第2連通路を介して上記第2仕切室に連なり、この第2仕切室を介して上記第2凝縮部の上流端に連なり、これにより、気液分離室で分離された気相冷媒が第2凝縮部に供給され、さらに上記気液分離室の下部は、第3連通路を介して上記過冷却部の上流端に連なり、これにより、気液分離室で分離された液相冷媒が過冷却部に供給され、上記過冷却部の下流端は第2凝縮部の下流端と連なり、これにより、過冷却部と第2凝縮部からの液相冷媒が合流することを特徴とする冷媒凝縮器。
IPC (3件):
F25B 39/04
, F25B 40/02
, F25B 43/00
FI (4件):
F25B 39/04 Y
, F25B 39/04 C
, F25B 40/02 Z
, F25B 43/00 M
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