特許
J-GLOBAL ID:200903049926713480

ナトリウム-硫黄電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大場 充 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-006040
公開番号(公開出願番号):特開平11-204133
出願日: 1998年01月14日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 固体電解質近傍での硫黄の集中的な析出を抑えると共に、製造工程を煩雑にさせることなく、電池製造時の不良の発生を低減可能な高抵抗層を備え、製造コストが低いナトリウム-硫黄電池を提供する。【解決手段】 ナトリウムを含む負極活物質2と、硫黄を含む正極活物質3と、ナトリウムイオンに対して伝導性を有する固体電解質4と、正極活物質3を含浸する導電助材12と、正極集電体6とを備えたナトリウム-硫黄電池11であって、導電助材12は、炭素繊維からなる短繊維層13と、炭素繊維の平均繊維長が短繊維層13の炭素繊維よりも長い長繊維層14とを有する炭素繊維布からなり、かつ、短繊維層13が固体電解質4と隣接し、長繊維層14が正極集電体6と隣接するように配置されたことを特徴とするナトリウム-硫黄電池11を採用する。
請求項(抜粋):
少なくともナトリウムを含む負極活物質と、少なくとも硫黄を含む正極活物質と、前記負極活物質と前記正極活物質との間に位置してナトリウムイオンに対して伝導性を有する固体電解質と、前記正極活物質を含浸して前記正極活物質の電子伝導を補助するための導電助材と、前記正極活物質及び前記導電助材と外部回路とを電気的に接続する正極集電体とを備えたナトリウム-硫黄電池であって、前記導電助材は、炭素繊維からなる短繊維層と、炭素繊維の平均繊維長が前記短繊維層の炭素繊維よりも長い長繊維層とを有する炭素繊維布からなり、かつ、前記短繊維層が前記固体電解質と隣接し、前記長繊維層が前記正極集電体と隣接するように配置されたことを特徴とするナトリウム-硫黄電池。

前のページに戻る