特許
J-GLOBAL ID:200903049927595901

太陽光発電システムの起動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-214478
公開番号(公開出願番号):特開平8-080054
出願日: 1994年09月08日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】太陽電池モジュール群全体としての給電可能電力の推定精度を向上させ太陽光発電システムの円滑な起動を図る。【構成】時刻t1 においてモジュール群の開放電圧が起動用の初期設定値VST1 に至れば、時間T1 後にインバータ部を起動させ、この時交流電源からの受電状態にあれば期間T2 後にインバータ部を停止させ、以後同一の判定条件でインバータ部21の起動/停止を繰り返させ、図示VST2 V 等の起動指令用の開放電圧設定値の自動更新を、インバータ部が負荷への送電状態に入る迄行わせ、開放電圧が上昇しVST3 V となった時刻t3 における再起動時にインバータ部が送電状態に反転するものとすれば、このVST3 V を以て以後の再起動時における最適の起動指令用の開放電圧設定値となし固定する。
請求項(抜粋):
複数の太陽電池モジュールと、これらのモジュールより供給される直流電力を交流電力に変換する電力変換装置とから成り、連系する交流系統電源と共に負荷に交流電力を給電する太陽光発電システムの起動方法であって、前記各太陽電池モジュール総合の開放電圧がその起動用初期値以上となった時点から状態確認用の所定時間後に前記変換装置を起動すると共に、この変換装置の出力側母線電力がその負荷側への送電状態にあるか、或いは前記系統電源からの受電状態にあるかの判定を行い、前記の送電状態にあれば前記変換装置の運転を継続させ、一方、前記の受電状態にあれば、運転確認用の所定時間後に前記変換装置を停止させ、以後、前記変換装置の再起動指令用の前記太陽電池モジュール開放電圧をこの変換装置の前回停止時点における開放電圧値に対し所定電圧値を加算した値となし、前記変換装置再起動時の出力電力状態が前記の送電状態に至る迄、その再起動指令用の開放電圧到達時点における前記変換装置への起動指令印加,前記状態確認用の所定時間後の変換装置起動,前記運転確認用の所定時間後の変換装置停止,の連続した各制御操作を順次繰り返すことを特徴とする太陽光発電システムの起動方法。
IPC (4件):
H02M 7/48 ,  G05F 1/67 ,  H01L 31/04 ,  H02J 3/38

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