特許
J-GLOBAL ID:200903049930258185

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-167595
公開番号(公開出願番号):特開2000-356115
出願日: 1999年06月15日
公開日(公表日): 2000年12月26日
要約:
【要約】【課題】 バルブタイミングの制御応答性の向上に加えて装置全体のコンパクト化をも図る。【解決手段】 カムシャフトに結合したベーン体4にプランジャ14を摺動自在に取り付け、進角側回動制御時にプランジャ14内の圧力室47に進角側油圧室27の圧力を導入することで、プランジャ14の先端部をハウジング2の内面に押接する。このプランジャ14の突張力によって機関弁からのトルク反力によるベーン体4の戻りを規制する。遅角側回動制御時に圧力室47を低圧通路49に連通させる接続路50を、圧力制御スプール51によって開閉する。プランジャ14は支持ブロック46を介してベーン体4に取り付ける。スプール51は支持ブロック46の底部のプランジャ14から外れた位置に収容する。プランジャ14の径はスプール51に制約を受けることなく充分小さく設定できる。
請求項(抜粋):
機関のクランクシャフトによって回転駆動する駆動回転体と、外周に機関弁を作動させるための駆動カムを有する一方で前記駆動回転体が必要に応じて相対回動できるように組み付けられ、前記駆動回転体から動力を伝達されて従動回転するカムシャフトと、このカムシャフトと前記駆動回転体のうちの一方側に固定されると共に回転中心部から径方向外側に放射状に延出する少なくとも一つの羽根部を有するベーン体と、前記カムシャフトと駆動回転体のうちの他方側に固定されると共に内周面に前記ベーン体の回転中心方向に延出する複数の隔壁部を有し、この複数の隔壁部が前記ベーン体の各羽根部の回転方向両側に進角側油圧室及び遅角側油圧室を形成する筒状部材と、前記進角側油圧室と遅角側油圧室に相対的に油圧を吸排して前記ベーン体を筒状部材に対して正逆回転させる油圧回路と、前記ベーン体と筒状部材のいずれか一方側に摺動自在に取り付けられ、ベーン体を筒状部材に対して正逆回転制御する際に、内部に導入された油圧によって先端部をベーン体と筒状部材の他方側に押接することで機関弁からのトルク反力によるベーン体の戻りを規制するプランジャと、このプランジャの押接を解除する際に、制御油圧を受けて変位してプランジャ内を低圧通路に連通させる圧力制御スプールと、を備えた内燃機関のバルブタイミング制御装置であって、前記圧力制御スプールを前記プランジャの外部に配置したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (2件):
F01L 1/34 ,  F02D 13/02
FI (3件):
F01L 1/34 Z ,  F01L 1/34 E ,  F02D 13/02 G
Fターム (29件):
3G016AA06 ,  3G016AA19 ,  3G016BA23 ,  3G016BA38 ,  3G016CA05 ,  3G016CA13 ,  3G016CA15 ,  3G016CA17 ,  3G016CA24 ,  3G016CA27 ,  3G016CA33 ,  3G016CA36 ,  3G016CA41 ,  3G016CA43 ,  3G016CA44 ,  3G016CA46 ,  3G016CA48 ,  3G016CA51 ,  3G016CA59 ,  3G016DA06 ,  3G016DA22 ,  3G016EA02 ,  3G016EA08 ,  3G016GA01 ,  3G092AA11 ,  3G092DA09 ,  3G092DG05 ,  3G092FA06 ,  3G092FA50

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