特許
J-GLOBAL ID:200903049937948306

超音波探触子及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西山 春之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-144680
公開番号(公開出願番号):特開平9-327096
出願日: 1996年06月06日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 超音波探触子において、所定の厚さの板状に形成された圧電素子を複数層積層して成る超音波振動子の反りの発生を少なくして仕上がりの寸法サイズを高精度とする。【解決手段】 超音波振動子1を、所定の厚さの板状に形成された圧電素子を複数層積層し、この複数層積層された圧電素子5a〜5cの全体の上面及び下面に外部電極4a,4bを形成すると共に、各層の境目には平板状の内部電極6a,6bを形成し、かつ上記圧電素子の各層の厚み内には一又は複数の平板状の変形防止材7を等間隔で挿入し、上記上面及び下面の外部電極4a,4bをそれぞれ1層おきに異なる内部電極6b,6aに対し接続すると共に、各層内の平板状の変形防止材7とは絶縁し、この状態で上記複数層積層された圧電素子の全体を積層方向に交互に逆向きに分極した構造とする。
請求項(抜粋):
超音波を打ち出すと共にその反射波を受信する超音波振動子と、この超音波振動子の背面に設けられその背面から出る超音波が再び振動子面に戻ってこないようにするバッキング材と、上記超音波振動子の前面に設けられ該超音波振動子の音響インピーダンスと生体の音響インピーダンスとの整合をとる音響整合層とを有して成る超音波探触子において、上記超音波振動子は、所定の厚さの板状に形成された圧電素子を複数層積層し、この複数層積層された圧電素子の全体の上面及び下面に外部電極を形成すると共に、各層の境目には平板状の内部電極をそれぞれ形成し、かつ上記圧電素子の各層の厚み内には一又は複数の平板状の変形防止材を等間隔で挿入し、上記上面の外部電極及び下面の外部電極をそれぞれ1層おきに異なる内部電極に対し接続すると共に、各層内の平板状の変形防止材とは絶縁し、この状態で上記複数層積層された圧電素子の全体を積層方向に交互に逆向きに分極した構造としたことを特徴とする超音波探触子。
IPC (4件):
H04R 17/00 330 ,  H04R 17/00 332 ,  A61B 8/00 ,  G01N 29/24 502
FI (4件):
H04R 17/00 330 E ,  H04R 17/00 332 B ,  A61B 8/00 ,  G01N 29/24 502

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