特許
J-GLOBAL ID:200903049941097990

代数曲線暗号における安全なパラメータの生成装置、生成方法、および記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-242075
公開番号(公開出願番号):特開2001-066987
出願日: 1999年08月27日
公開日(公表日): 2001年03月16日
要約:
【要約】【課題】 従来使用できなかった高次の複雑な代数曲線を代数曲線暗号に用いることを可能とし、代数曲線暗号の安全性を向上させる。【解決手段】 スティッケルバーガー要素計算装置11が、円のab分体におけるスティッケルバーガー要素ωを演算し、次に、ヤコビ和候補値計算装置12が、素数a、素数b、暗号鍵のサイズn、スティッケルバーガー要素ωから、ヤコビ和候補値jおよびヤコビ和候補値jに対応する素数pを演算し、位数候補値計算装置13が、素数a、素数b、ヤコビ和候補値jから、代数曲線のヤコビアン群の位数の複数の候補値からなる集合Hを演算し、安全性判定装置14が、集合Hの中から概素数性等の安全性条件を満たす候補値hを検索し、パラメータ決定装置15が、素数a、素数b、素数pで指定される代数曲線でそのヤコビアン群の位数が候補値hと一致する代数曲線のパラメータを演算する。
請求項(抜粋):
(a)曲線の複雑さの度合いを指定する2つの異なる素数a、b、および、使用したい暗号鍵のサイズnを入力する入力装置と、(b)前記入力手段に入力された素数a、素数b、暗号鍵のサイズnをそれぞれ記憶するa記憶手段、b記憶手段、および、n記憶手段と、(c)前記a記憶手段、前記b記憶手段からそれぞれ素数a、素数bを取得し、円のab分体におけるスティッケルバーガー要素ωを演算するスティッケルバーガー要素計算装置と、(d)前記スティッケルバーガー要素計算装置により演算されたスティッケルバーガー要素ωを記憶するω記憶手段と、(e)前記a記憶手段、前記b記憶手段、前記n記憶手段、前記ω記憶手段からそれぞれ素数a、素数b、暗号鍵のサイズn、スティッケルバーガー要素ωを取得し、2つの異なる素数a、素数bに対するヤコビ和候補値jおよびヤコビ和候補値jに対応する素数pを演算するヤコビ和候補値計算装置と、(f)前記ヤコビ和候補値計算装置により演算された素数p、ヤコビ和候補値jをそれぞれ記憶するp記憶手段、およびj記憶手段と、(g)前記a記憶手段、前記b記憶手段、前記j記憶手段から、それぞれ素数a、素数b、ヤコビ和候補値jを取得し、素数a、素数bで指定される代数曲線のヤコビアン群の位数の複数の候補値からなる集合Hを演算する位数候補値計算装置と、(h)前記位数候補値計算装置により演算された集合Hを記憶するH記憶手段と、(i)前記H記憶手段から集合Hを取得し、集合Hの中から概素数性等の安全性条件を満たす候補値hを検索する安全性判定装置と、(j)前記安全性判定装置により検索された候補値hを記憶するh記憶手段と、(k)前記a記憶手段、前記b記憶手段、前記p記憶手段、前記h記憶手段からそれぞれ素数a、素数b、素数p、候補値hを取得し、素数a、素数b、素数pで指定される代数曲線でそのヤコビアン群の位数が候補値hと一致する代数曲線のパラメータを演算するパラメータ決定装置と、前記パラメータ決定装置で演算された代数曲線のパラメータを出力する出力装置と、を備えたことを特徴とする代数曲線暗号における安全なパラメータの生成装置。
IPC (2件):
G09C 1/00 620 ,  G09C 1/00
FI (2件):
G09C 1/00 620 Z ,  G09C 1/00 620 A
Fターム (5件):
5J104AA25 ,  5J104EA29 ,  5J104JA24 ,  5J104JA25 ,  5J104NA16
引用特許:
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