特許
J-GLOBAL ID:200903049941222328

核共鳴信号の位相補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-333663
公開番号(公開出願番号):特開平8-215174
出願日: 1995年12月21日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【課題】 僅かな測定時間しか失われず簡単かつできるかぎり精確な画像データの補正が可能になるようにした、核共鳴信号の位相補正方法を提供する。【解決手段】 極性符号が切り換わる読み出し勾配のもとで画像エコーの得られるパルス周波数において、読み出し勾配GRの正および負のパルスのもとでそれぞれナビゲータエコーN+,N-を位相コーディングなしで形成する。両方のナビゲータエコー N+,N-をサンプリングし、ディジタル化してフーリエ変換する。フーリエ変換したサンプリング値の自己相関から、読み出し勾配GRの正および負のパルスに対しそれぞれ1つの線形の位相特性を求め、これによって画像エコーを線形の位相特性に関して補正する。
請求項(抜粋):
極性符号の切り換わる読み出し勾配のもとで画像エコーを形成し、未処理データマトリクス(R)へ行ごとに書き込むように構成されている、核共鳴信号の位相補正方法において、読み出し勾配(GR)の正のパルスのもとで第1のナビゲータエコー(N+)を形成し、読み出し勾配(GR)の負のパルスのもとで第2のナビゲータエコー(N-)を形成し、これら両方のナビゲータエコー(N+,N-)を同じ位相コーディングで形成するステップと、前記の両方のナビゲータエコー(N+,N-)を走査し、ディジタル化しフーリエ変換するステップと、前記第1のナビゲータエコー(N+)のフーリエ変換された走査値の自己相関から第1の線形の位相特性(Δφ1+)を求め、前記第2のナビゲータエコー(N-)のフーリエ変換されたサンプリング値の自己相関から第2の線形の位相特性(Δφ1-)を求めるステップと、前記第1の線形の位相特性(Δφ1+)を用いて、読み出し勾配(GR)の正のパルスのもとで得られ行方向にフーリエ変換された画像エコー(S′)を補正するステップと、前記第2の線形の位相特性(Δφ1-)を用いて、読み出し勾配(GR)の負のパルスのもとで得られ行方向にフーリエ変換された画像エコー(S′)を補正するステップ、を有することを特徴とする、核共鳴信号の位相補正方法。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/32
FI (2件):
A61B 5/05 377 ,  G01N 24/02 530 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
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